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鯨塚からみえてくる日本人の心 4
鯨の記憶をたどって南海域へ
発行:農林統計出版
四六判
254ページ
上製
定価
2,600円+税
- 初版年月日
- 2015年2月
- 書店発売日
- 2015年3月10日
- 登録日
- 2015年2月6日
- 最終更新日
- 2015年9月10日
紹介
日本各地には数多くの鯨にまつわる史跡がある。本書は、黒潮に洗われる熊野から太地、土佐の鯨にまつわる有形・無形の記憶から、伝統的な地域文化を探る。残された史跡や伝承から、日本人がもつ高い精神性が垣間みえ、その根本をさぐる旅が続いている。
目次
第一章 太平洋で結ばれる地域
一 熊野と土佐
二 和歌山県と千葉県
三 捕鯨
第二章 熊野の鯨塚
一 熊野の西
二 太地町
三 三輪崎
第三章 奥熊野の捕鯨と鯨塚
一 奥熊野の捕鯨
二 奥熊野の鯨塚
三 数字の謎
第四章 土佐
一 土佐をみわたす
二 土佐捕鯨の中興
三 土佐清水
四 土佐の捕鯨遺物
五 四国遍路と捕鯨関連遺物
第五章 捕鯨のあった風景
一 太地町の現在
二 捕鯨のあった風景
三 捕鯨の花形
四 名砲手の時代
第六章 鯨祭祀論
一 なぜ鯨を祀るのか
二 紋九郎鯨方伝説
三 大背美流れを分析する
四 紋九郎鯨型伝説の原型を推測する
五 鯨の胎児儀礼
六 胎児葬送の謎を推理する
終 章 鯨の魂は供養できるのか
一 鯨は成仏できるのか
二 様ざまな仕掛け
三 救う側の創出
上記内容は本書刊行時のものです。