片島 紀男
発行:同時代社
この版元の本一覧
四六判 240ページ 並製
定価:2,000円+税 総額を計算する
ISBN978-4-88683-616-8 C0036
在庫あり
奥付の初版発行年月:2007年10月
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紹介

暗殺者もまた謎の死を遂げていた!新資料を駆使して、人間トロツキーの苦悩の内奥に迫る。

目次

トロツキーの墓参りに
最後の亡命地・メキシコ
レーニンの死、そして流刑
査証なき亡命の旅へ
デューイ委員会の開催
長男リョーヴァの不可解な死
アンドレ・ブルトンとの交流
ディエゴ・リヴェラとの決別
シケイロス襲撃事件
運命の日、一九四〇年八月二〇日
秘密指令「暗殺者を奪還せよ」
暗殺者の死

前書きなど

トロツキーの政治的評伝としては、ドイッチャーやプルーエの著作があり、トロツキー自身の自伝もある。
本書はこれらとはひと味違う。
レーニンと並ぶロシア革命の指導者でありながら、スターリンとの闘いに敗れ、トルコ、ノルウェー、メキシコと世界各地に亡命の地を探しながら、それでも革命への意志を持ち続け、スターリンの手先の凶刃に倒れるまで、その闘いをやめなかった「偉大な男」の生きざまを描いた「挽歌」であり、「オマージュ」である。
「革命家としてのトロツキー」だけでなく、二人の娘、二人の息子の命をスターリンによって奪われ、悲しみに沈むトロツキー、情報の不足にいらいらしながら世界情勢を分析し、激動する時代に対して、闘いの方向を示し続けたトロツキー、妻ナタリアと共に多くの同志や友人からの助けを受け、交友を深めたトロツキー、こうした人間としてのトロツキーの晩年を、作者自身のトロツキーに対する限りない敬意と哀惜の念をもって描いている。
そして本書はまた、革命の成果を簒奪し、ソ連の崩壊に導いたスターリン体制に対する厳しい告発の書でもある。

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