戦後も台湾に留まって霧社の花嫁
杉本 朋美:著
発行:草風館 この版元の本一覧
四六判 244ページ 並製
定価:2,200円+税 総額を計算する
ISBN 978-4-88323-150-8 (4-88323-150-X) C1023
在庫あり
奥付の初版発行年月:2005年07月 書店発売日:2005年07月28日
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紹介

日本植民地下の台湾に嫁ぎ戦後も夫の故郷に留まったある日本人女性の物語。
祖国を無くした家族を守ってくれたのは台湾先住民の里マレッパだった。
日本には帰れない、ここが私たちの故郷、私は「霧社」に嫁いだにだから。

目次

第一章 霧社との出会い 再会/幼少時代/霧社事件/娘時代/治平とピッコタウレ/縁談/新婚生活/子供の誕生/敗戦/決断 第二章 マレッパの里 マレッパへ/マシトバオンでの別れ/義母の死/山の生活/新しい為政者??/帰国通知/山の学校/ピッタン/卵のごちそう/生きる 第三章 戦後の霧社 山を降りる/再出発/救済品/進学/父の釣り竿/失職/ヒマ/瞭望台/かかし/帰化 第四章 異国人家族
誘い/アコッペのおじさん/郵便局/お正月/隣人/遠視/兄弟喧嘩/秘密/互いを見つめる 第五章 春秋長ずころ 多忙/マイホーム/「ママ」/彼女の存在/「安全」/洗礼/断交/道しるべ/訪問者/東京の秋空/故郷の廃家 付章 フミヱ二〇〇一年の夏/霧社への旅/あとがきにかえて

前書きなど

さようなら日本──「霧社」と結婚した私は、もう日本に帰れない。台湾先住民の里・マレッパは、夫の生れた土地であり、私たちを守ってくれた。その後、山を降り、私は「日本人のおばさん」として霧社に暮らす。亡国の民として、戦後の台湾を生きる女性の物語。

版元から一言

さようなら、日本
いまも終わらない台湾植民史の証言

著者プロフィール

杉本 朋美(スギモト トモミ)

1968年生まれ。OL生活を経て、浮き雲人生に突入。越南、琉球、台湾などを独り歩く。著書『ハノイさんぽの時間』(凱風社)

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