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アロマ療法大全 モニカ・ヴェルナー(著) - 産調出版
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アロマ療法大全 アロマセラピーの効能を高める実践データを基に更なる治療の可能性を探究

医学
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発行:産調出版
B5変形判
336ページ
上製
定価 4,400円+税
ISBN
978-4-88282-721-4   COPY
ISBN 13
9784882827214   COPY
ISBN 10h
4-88282-721-2   COPY
ISBN 10
4882827212   COPY
出版者記号
88282   COPY
Cコード
C2047  
2:実用 0:単行本 47:医学・歯学・薬学
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2009年11月
書店発売日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2015年8月22日
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紹介

105の精油と15のキャリアオイルの詳細データと効能性の高い症状別の組合せレシピを網羅し、メディカルアロマセラピーの可能性を広げる一冊。

からだと心への作用がひと目でわかる精油の成分と作用分布図のほか、治療に使えるアロマセラピーの基礎知識、確かな実証データに基づいた症状別組み合わせレシピなど、すぐに実践できる情報が充実。医療従事者、ケアに携わる人々、ホリスティックや統合医療の医師、看護師、助産師、薬剤師、理学療法士などのプロフェッショナルから、興味ある一般の方々まで、幅広く活用できるアロマセラピーブック。

●105の精油と15のキャリアオイルの詳細データ
●効用性の高い症状別の組み合わせレシピ
●ワンランク上の詳しい検証と適用法

目次

1 香りの世界へようこそ

魔術と呼ばれた時代からフィトセラピーの時代まで
アロマセラピーが注目されつづける理由
香りの歴史
フィトアロマセラピーによるホリスティック(心とからだの)ケア
 肉体、魂、精神に対する治療/アロマセラピーとアロマケアの4つの柱
2つの経路――2つの作用機序
皮膚を介した作用
 細胞膜に対する作用/皮膚と粘膜を介した作用/皮膚を介して精神障害も治す/
皮膚とケアと治療――免疫系の強化/リンパ系を介した解毒/
病原体に対する幅広い作用/消炎、鎮痛、解熱作用/分泌分解、分泌促進作用/
溶血促進作用/消化促進作用/駆風作用、鎮痙作用
嗅覚を介した作用
 感情を癒す/大脳辺縁系/メッセンジャーを介した作用/
 いつも鼻をたよりに――嗅細胞のメカニズム/
 フェロモン――匂いを介したコミュニケーション
精油(エッセンシャルオイル)とは何か
植物の芳香物質
 暖かな部屋で広がる誘惑物質と保護物質/化学的な特徴
精油の抽出法
 純粋な精油の抽出方法
純粋で本物の精油
 自然の中に見られる多様性/ネイチャーアイデンティカルオイルと合成オイル
魅惑の世界――成分
多彩な成分
 全体は部分の集まり以上/一貫性のない含有量の記載法/
 1つの植物――複数のケモタイプ
注意事項がもたらす混乱
 危険物質規制/精油の評価を落とす間違った注意事項/本当に注意すべき事項
成分の分類
 テルペン類/芳香族化合物――ベンゼン化合物
「楕円形の」作用分布図
 精油の作用を習得し記憶するのに役立つ「記憶のための分布図」/
 分布図を正しく「読む」方法
化学専門用語の解説

2 アロマセラピー実践のための基礎知識

治療の可能性と限界
アロマケア――アロマセラピー
 アロマケアとは:ウェルネス、日常の健康管理、手入れ/
 アロマセラピーとは:セラピストによる治療・処理
病院と救急のフィトアロマケア
 病室の匂い/治療目的で精油を使用する際の責任と安全保証
適切なオイルの選び方
病歴を知っておく
 セラピーを施すときの重要事項
精油の選択
 名は体を表す/成分と作用機序について/香りのテスト/忍容性テスト/
 ブレンドの調整/アロマトグラム-ひとりひとりの目的に合った治療のための基盤
用量
 生理的用量/単位
オイルの品質
 精油を正しく購入するために/正しい保管方法/熟成過程と使用期限
ブレンドという技巧
ブレンドの手引き
 精油の相乗効果を利用する/トップノート、ミドルノート、ベースノート/調香

3 精油の使い方

実践ガイド
どのように使うかを決める
 使う目的を知る
アロマランプ、パック、etc.
 手軽ですぐに実践できる利用法/内用/アロマランプ/吸引とフェイシャルサウナ/
 座浴/全身浴/ボディオイル/点鼻用オイル/スキンケアクリーム/洗浄/
 冷罨法と冷湿布/パック
アロママッサージ
 マッサージの作用/さまざまな用途と作用/マッサージの基本/
 マッサージ法の概略
自分のからだと心のために
精油を使ったウェルネス
 からだと心を甘やかす

4 精油とキャリアオイルのすべて

精油とキャリアオイルのすべて
精油別解説
 105の精油について、データ、成分、作用、実証済みの適応(症)、副作用、備考
キャリアオイル:アロマセラピーとケアの強力な助っ人
キャリアオイル(植物油と植物性脂肪)の化学特性
植物油の特徴を決定する脂肪酸/脂肪酸の「飽和度」/乾性、半乾性、非乾性/
少量でも大活躍-脂肪微量成分
スキンケアと健康
鉱油を含んだスキンケア製品/植物油を使って自然に則したケアを実践/
品質を重視しましょう
キャリアオイル(油脂)別解説
 15のキャリアオイルについて、主成分、作用、使用法
芳香蒸留水――美と健康を与える水
蒸留水の長い歴史
抽出法/芳香蒸留水と精油の違い/経験療法
実践のためのヒント
使用期限/使用法


5 精油を使った症状別治療法

疾患や障害の軽減と治療
からだと心を総合的に治療する
治療ステップ/発熱
気道
風邪
インフルエンザの季節にできる予防法/インフルエンザの治療/
咽喉痛(喉の痛み)・扁桃炎/鼻炎(鼻風邪)/前頭洞炎と副鼻腔炎/
咳嗽(咳)と気管支炎/中耳炎
アレルギー性疾患
アレルギー性鼻炎/喘息
神経系
頭痛/耳鳴/神経炎(神経痛)
冠循環系
循環系疾患
低血圧/高血圧/神経性の心臓障害
静脈疾患
静脈瘤/クモ状静脈/下腿潰瘍/痔
動脈疾患
間欠性跛行
リンパ系
脚が疲れて重たく感じるとき/乳房切除後のリンパうっ滞
消化器系
口腔歯科疾患
口内ケア/歯痛
胃腸障害
腸内ガス(鼓腸)/神経性の腹痛と胃痛/吐き気/肝臓負担、胆嚢疾患
皮膚
皮膚の過敏症と炎症
皮膚炎とその応急処置/結膜刺激(炎症)/皮膚の痒み/虫刺され/にきび/
乾癬/頭皮湿疹/間擦疹/床ずれ/X腺照射からの保護(放射線療法時)/
ストマーケア(人工肛門)
手と足のケア(手入れ)
手や足の皮膚がひび割れたり裂けたとき/爪床の炎症(爪囲炎)/
足の真菌症(水虫など)/足の異常発汗/糖尿病性足病変
ヘルペス感染症
唇にできる熱性疱疹(口唇ヘルペス)/帯状疱疹/陰部疱疹
カンジダアルビカンス真菌症
口内粘膜に発生する口腔カンジダ症/オムツかぶれ/女性器の真菌性
創傷(外傷)
火傷と熱湯傷/日焼け/創傷/内出血/瘢痕ケア
運動器官
筋肉痛と肉離れ/腰背痛/スポーツによる外傷/リウマチ性疾患/痛風
女性特有の健康障害
婦人科疾患
月経困難/セルライト/陰部の感染症/膀胱炎/更年期症候群
妊娠と出産
妊娠中の吐き気(つわり)/脚部の体液うっ滞/妊娠線/出産準備/出産/悪露/
うつ乳と乳腺炎/産褥期の抑うつ症
小児特有の健康障害
子供は大人とはちがいます
小児のからだの病気
風邪とインフルエンザ/咽喉痛/百日咳/アタマジラミ(頭虱)/頭痛/中耳炎/
神経皮膚炎/オムツかぶれ/水疱瘡/創傷
小児の心の問題
「泣き叫ぶ赤ん坊」/腹痛/精神問題が原因の「腹痛」/小児の睡眠障害/
思春期危機
心身障害と精神障害
心身障害とストレス
燃え尽き症候群の予防/疲労と気力低下/集中困難/神経性筋肉緊張/睡眠障害/
朝寝坊(朝が弱い人)
精神障害
異常な感受性と自信不足/抗うつ性の不機嫌、冬のうつ病/不安/依存症(中毒症)

付録:役に立つ情報
 精油の一覧表
 キャリアオイルの一覧表
 患者データ票(サンプル)
 病院でのアロマケア計画書(サンプル)
 参考文献
 索引

著者プロフィール

モニカ・ヴェルナー  (モニカ・ヴェルナー)  (

1948年生まれ。ミュンヘンの専門病院で認定小児科看護師として従事。1990年、アロマセラピーとアロマケアの推進・保護・普及を目的とした「Forum Essenzia」を設立。初代代表として団体のプロジェクトを多数、発案・支援する。現在は、アロマセラピストのための教育の一環としてドイツ国内、ヨーロッパ、アジアなどで開催されている専門シンポジウムで講演するかたわら、書籍の執筆や精油をテーマとした論文を寄稿したり、テレビやラジオ番組にも出演している。1999年3月、ドイツ治療師協会のクレメンス・フォン・ベニングハウゼン賞を受賞。

ルート・フォン・ブラウンシュヴァイク  (ルート・フォン・ブラウンシュヴァイク)  (

1943年生まれ。大学で化学と生物学を専攻し、高等科目(化学、生物学)の第2次国家試験取得に加え、認定生物学者の資格を得る。Forum Essenzia設立時より会員となり、長年にわたり「精油の純度と品質管理局」の理事を務める。現在は、「精油の化学」、「皮膚疾患とストレス克服」、「植物オイル」などのセミナーを開催するとともに、多数の専門書を執筆、さまざまな雑誌へも定期的にアロマセラピーに関する記事を寄稿している。

バンヘギ裕美子  (バンヘギ ユミコ)  (翻訳

医薬翻訳者。1991年よりスイス在。家族全員のアレルギー体質改善のために、アロマセラピーなど各種代替療法を実践し、造詣が深い。訳書に『漢方生薬実用事典』(産調出版)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。