作品と言説空間の変容田村俊子の世界 
山崎 眞紀子:著
発行:彩流社 この版元の本一覧
四六判 338ページ 上製
定価:2,800円+税 総額を計算する
ISBN 978-4-88202-956-4 (4-88202-956-1) C0095
在庫あり
奥付の初版発行年月:2005年01月 書店発売日:2005年01月19日
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紹介

時代に抗う表現者のメッセージを丁寧に読みとる作品論!明治・大正・昭和を生き、男性中心社会に抗う女性の自我を描いた作品を次々に発表した複数の名前を持つ作家。

目次

第1部 佐藤露英から町田とし子へ
第1章 お君の「表部」—佐藤露英『露分衣』論
第2章 言文一致体への移行—佐藤露英『袖頭巾』に至るまで
第3章 言文一致体とジェンダー— 佐藤露英『袖頭巾』論
第4章 富枝の敗北 —町田とし子『あきらめ』論

第2部 田村俊子の誕生
第1章 女性言説の萌芽 —『生血』論
第2章 自分自身の力の獲得—『木乃伊の口紅』論
第3章 反応を誘発する試み—『女作者』『炮烙の刑』論

第3部 身体・空間・性・第1章 少女の〈性〉—『枸杞の実の誘惑』論
第2章 都市下層階級の女性たち —『蛇』『圧迫』論
第3章 評論家の誕生—『彼女の生活』論
第4章 触覚と実在、尾崎紅葉『心の闇』との比較—『めくら』論、ほか。

版元から一言

(社)日本図書館協会 選定図書

著者プロフィール

山崎 眞紀子(ヤマサキ マキコ)

東京都生まれ。専修大学文学部国文科卒業。1998年専修大学大学院文学研究科博士後期課程修了(文学博士)。法政大学、駒澤大学、専修大学の非常勤講師などを経て、2003年4月より
札幌大学法学部助教授(日本近現代文学)。日本近代文学会会員。
共著 『樋口一葉を読みなおす』(学藝書林、1994年6月)。
主要論文 「多和田葉子『かかとを失くして』論ー異国という装置」(『昭和文学研究』第30集、1995年2月)、「笙野頼子作品研究(一)−『極楽』論」(『文研論集』第27号、1996年
3月)、「村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』論ーピンクとブルーの
対位法」(『札幌大学総合論叢』第18号、2004年10月)。

上記内容は本書刊行時のものです。
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