刑務所制度の起源監獄と工場
ダリオ・メロッシ:共著, マッシモ・パヴァリーニ:共著, 竹谷 俊一
発行:彩流社 この版元の本一覧
四六判 上製
定価:3,107円+税 総額を計算する
ISBN 978-4-88202-164-3 (4-88202-164-1) C0030
在庫あり
奥付の初版発行年月:1990年05月 書店発売日:1990年05月24日
※送料は無料です。
FAXによるご注文は、原則としてお受けしておりません。
学校・官公庁などのでの御用でネットショッピングが利用できない場合、メールか電話にてご相談ください。

※お支払いは郵便振替(到着後後払い)・クレジットカードがご利用いただけます。
タグ:
タグは版元ドットコム事務局で編集することがあります。
あらかじめご了承下さい。


このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

本書は、フーコーの『監獄の誕生』と同時期にイタリアで出版されたもので、権力機構の形而上学的展開として旧来の説を転倒した先書に対し、“監獄とは何か”という初源的な問いを資本主義の成立とその歴史の中で解明した書である。

前書きなど

資本主義の発生と社会統制の関係を歴史的に解明し、権力構造の基盤を分析した先駆的書。『…モドナ教授は…フーコーにとっては、刑務所制度や他の類似の社会統制手段(学校、病院、養老院、兵舎、工場など)の具体的な管理様式よりは、処罰に関する支配のモデルとその抽象的な機能のメカニズムを明らかにすることの方が重要なのである。メロッシは、この点について、規律・訓練の概念は、資本主義的方法で労働過程を組織し、管理するというブルジョアジーの必要の関係の枠内で生み出されるのであり、そこから発して監獄、学校、兵舎などに適用されると述べ、フーコーの場合は、こうした限定が欠如しているために、「観念の天国」から降ってきた規律・訓練の概念が、資本主義的生産過程にも、監獄、学校、兵舎などにも同程度に適用され、パノプティズムといった概念のあいまいさを生み出す根拠になっているとしている。すなわち、フーコー的見地によっては、権力の発生の基礎である階級闘争が無視されてしまい、資本制的生産様式と監獄などの補助的組織との相互関連が見えなくなってしまうというのである(…『犯罪と社会正義』一九七八年春夏第九号「書評」参照)…』

版元から一言

イタリア現代思想

著者プロフィール

ダリオ・メロッシ(メロッシ D(ダリオ))

Dario Melossi 1948年生まれ。ボローニャ大学で刑法を教えている。A・バンフィの研究センターで労働史の研究をおこない、後に逸脱と社会統制の歴史的・社会学的問題の研究をおこなうようになった。イタリアの雑誌『犯罪問題』の共同編集者であり、「逸脱と社会統制の研究のためのヨーロッパグループ」の一員でもある。本書『監獄と工場』(Dario Melossi and Massimo Pavarini 『THE PRISON AND THE FACTORY-Origins of the Penitentiary System』 Macmillan.1981、原書…イタリアのボローニャで出版 Dario Melossi e Massimo Pavarini 『Carcere e fabbrica-Alle origini del sistema penitenziario』il Mulino.1977)の他、著作に『ローザ・ルクセンブルクの思想における民主主義の概念』、『「労働計画」における階級闘争』などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。

マッシモ・パヴァリーニ(パヴァリーニ M(マッシモ))

Massimo Pavarini 1947年生まれ。ボローニャ大学法学部で法律を教えている。雑誌『犯罪問題』の編集長で「逸脱と社会統制の研究のためのヨーロッパグループ」の一員でもある。犯罪と刑務所の問題に関心があり、専門誌に様々な論文を発表している。

上記内容は本書刊行時のものです。

竹谷 俊一(タケヤ シュンイチ)

1951年3月、仙台市に生まれる。東北学院大学文学部史学科中退。獄中の処遇改善を闘う共同訴訟人の会に参加。統一獄中者組合結成に参加。住所 東京荒川区。

上記内容は本書刊行時のものです。
※送料は無料です。
FAXによるご注文は、原則としてお受けしておりません。
学校・官公庁などのでの御用でネットショッピングが利用できない場合、メールか電話にてご相談ください。

※お支払いは郵便振替(到着後後払い)・クレジットカードがご利用いただけます。


コメントとトラックバック »

まだコメントとトラックバックはありません

TrackBack URI : http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-88202-164-3.html/trackback

コメントをどうぞ

お寄せいただいたコメントは、当サイトに掲載されますが、内容によっては削除させていただく場合がございます。なお、コメントへの回答は原則としていたしておりません。当サイト・著者・各版元へのお問い合わせの際は、お問い合わせフォームをご利用下さい

Twitterでのつぶやかれ

▲ページの上端へ