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五十嵐喜芳自伝
わが心のベルカント
四六判
240ページ
上製
定価
1,900円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2011年12月
- 書店発売日
- 2011年11月20日
- 登録日
- 2011年9月5日
- 最終更新日
- 2011年11月18日
書評掲載情報
2012-01-08 | 朝日新聞 |
2011-12-04 | 日本経済新聞 |
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紹介
“楽よ高らかに鳴れ 歌声よ甘く響け”
イタリアオペラを愛し、ベルカント唱法の真髄を究めたオペラ歌手。
日本のオペラ公演のスタンダードを作り出した名プロデューサー。
二つの貌を詳述した初の自伝
五十嵐喜芳は、1960~70年代を代表するテノール歌手。大学在学中に「NHK・毎日音楽コンクール(現・日本音楽コンクール)・声楽の部で優勝。パートはテノール(テノーレ・リリコ・レジェーロ)。63年『椿姫』で毎日芸術賞を受賞。二度のイタリア留学の後、テレビドラマ「コメットさん」にレギュラー出演するなど、知名度を全国的なものとする。
五十嵐喜芳の本領は、プロデューサーとしての力量にもあった。1985年か2003年にかけ藤原歌劇団総監督~新国立劇場オペラ芸術監督時代に行った、ダブルキャストの採用、開演前の平易な解説、字幕スーパー付原語上演など画期的な試みを初めて導入する。これらは日本のオペラ公演を変え、今日のオペラ上演のスタンダードとなり、より多くのオペラファンの獲得に成功する。
本書では、自らの出生から家族の死などで一人きりの五十嵐家となった経緯、結婚など、語られることのなかった生涯や、ベルカント唱法への想い、戦後の日本オペラを支えた歌手としての相貌と、プロデューサーとしての一面をはじめて披瀝。彼の人生を語ることが期せずして、わが国の現代オペラ史を語る成果ともなっている。
上記内容は本書刊行時のものです。