
シリーズ・叢書「子どもにも言わせろホットラインブックレット 5」の本一覧
発行:ジャパンマシニスト社 この版元の本一覧
A5判 96ページ 並製
定価:825円+税 総額を計算する
ISBN 978-4-88049-117-2 (4-88049-117-9) C0037
絶版
あらかじめご了承下さい。
目次
子どもにも言わせろ! ホットラインブックレット5
テーマ 許せん! セクハラ
□番組No.0 大人が「スキンシップ」と思いこんでいることでも
子どもはイヤだと思っている場合もある。
●リアクション・メッセージNo.0
□番組No.1 私たちの生活の中で“学校”ってけっこう大きい。
そんな学校でのセクハラは許されない。
●リアクション・メッセージNo.1
□番組No.2 男子と女子を理由なく区別する制度にも、
セクハラの原因がある。
●リアクション・メッセージNo.2
□番組No.3 家族の中でのセクハラを訴える声も
意外に多い。
●リアクション・メッセージNo.3
【コラム1】「セクハラ」って何?
□番組No.4 時がたっても癒されない傷が
残ってしまうことをわかってほしい!
●リアクション・メッセージNo.4
【コラム2】セクハラをされたときは
□番組No.5 悪いのはあなたじゃない。
弱いところにつけこんでセクハラする大人が悪いんだ。
●リアクション・メッセージNo.5
【コラム3】本の紹介1
□番組No.6 何もしないで第2、第3の被害者が出てくるのは
あってはならないこと。
●リアクション・メッセージNo.6
【コラム4】本の紹介2
□番組No.7 私たちが有機をもって、セクハラを許さないって
言っていかなきゃダメだ。
●リアクション・メッセージNo.7
■はじめてホットラインに参加して パーソナリティ/勝並明子
■インタビュー1 時がたつほど、悔しくて、悲しくて、気が狂いそうになる
■インタビュー2 親にも友人にもだれにも話してきませんでした
■セクシャル・ハラスメント1万人アンケートを実施してみて
働くことと性差別を考える三多摩の会/丹羽雅代
■子どもの性的虐待——電話相談の視点から
子どもの虐待防止センター電話相談員/龍野陽子
■ホットライン まとめ
セクハラ——誰かが好きにするために誰かが傷つけられる構造はもういらない!
■世田谷ボランティア協会について
■ホットラインと国連子どもの権利条約
子どもも社会でともに暮らすパートナー
■いじめとホットライン——こんなにもいじめに対する声が
前書きなど
「セクシャル・ハラスメント」=「性的いやがらせ」。数年前、日本にこの言葉が紹介されるやいなやこの言葉は市民権を得てしまったかのように見える。男社会にあって、「私にされていることは何か変だ」と感じることはあっても、そうした概念のなかった時にはそれが何なのか言葉にできなかったことが、『セクハラ』という言葉を得てストンとおちた。その潜在的人口がかなりの数にのぼっていたということなのだろう。
しかし、それで女性の置かれている環境、ことに男性が女性を視る目線に相応の変化があったようにも思えない。女性であることの差別に加えて子どもであることの差別も受ける女の子。また、朝鮮の民族衣装であるチマ・チョゴリの切り裂き事件などはその差別の延長上に民族差別も加えられる。そこに見えるのは、社会的な力関係を背景とした卑劣な関係だ。最近では、「セクシャル・アビューズ」という言葉さえ登場した。日本語で「性的虐待」という意味の言葉だ。
マスコミの一部や一部の知識人は、セクハラを訴える声を「ヒステリックなもの」とし、「人間関係をギクシャクさせる」という。「不快なこともガマンしなさい」とでも言いたいのだろうか。
時には癒しようのない心の傷も残すセクハラ。子どもからは“虐待”を訴える声すらあった。本人の自責や羞恥、また加害者のおどしなどのため、おそらく大多数が表に出ない問題だけにどんなささいな報告にも耳を傾けたい。
*もちろん、セクハラは男から女という構造だけではない。本文参照。
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