イタリア人の見た昭和の日本随筆日本
フォスコ・マライーニ:著, 岡田 温司:監訳, 井上 昭彦:訳, 鈴木 真由美:訳, 住 岳夫:訳, 柱本 元彦:訳, 山崎 彩:訳
発行:松籟社 この版元の本一覧
A5判 728ページ 上製
定価:7,500円+税 総額を計算する
ISBN 978-4-87984-274-9 C0039
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奥付の初版発行年月:2009年11月 書店発売日:2009年11月30日
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紹介

日本の懐に飛び込み、この国を深く知り、そしてこの国を愛したフォスコ・マライーニ。彼は大戦下の日本を、敗戦直後の日本を、復興しつつある日本を、そして高度成長後の日本を、自らの目でつぶさに見つめた。西洋人の視点から、また同時に、日本人の視点にもよりそいながら、この国の社会・歴史・文化・風俗を複眼的に鋭くとらえる。

目次

第一章 三つの東京─東京百年
第二章 東京、世界の交差点
第三章 東海道
第四章 伊勢、神聖な森の小屋
第五章 室生山の仏陀と美
第六章 奈良での出会い
第七章 京都、もみじの燃える季節に
第八章 京都、夢見る人と抵抗する人
第九章 京都、森と形而上
第十章 京都、金色の空
第十一章 日光、徳川の家紋
第十二章 名古屋、紅の空
第十三章 《金色夜叉》を見た夜
新たな千年紀の敷居に立つ日本 ジョルジョ・アミトラーノによる解説

著者プロフィール

フォスコ・マライーニ(マライーニ,F.)

イタリアの人類学者、写真家、登山家、作家。1912年11月15日生まれ。日本をはじめとする東アジアに関心をもち、1939年来日。北海道帝国大学・京都帝国大学で研究・教員生活を送る。日本滞在中、イタリア王国は降伏し、ムッソリーニによるサロ共和国が成立していたが、マライーニはこの国への忠誠を拒否。日本政府は彼を敵性外国人と見なし、名古屋市天白の収容所へ移送した。収容所では食料をわずかしか与えられないなど、過酷な生活を余儀なくされる。戦後はイタリアに帰国、1953年に再来日し、日本各地を巡って記録映画を撮影する。フィレンツェ大学教授、オックスフォード大学フェロー、国際日本文化研究センター客員教授をつとめたほか、大阪万博でのイタリア館広報部ディレクター、イタリアでの日本研究学会「伊日研究学会」会長職をつとめるなど、日本―イタリア間の文化・学術交流に貢献した。2004年6月8日、逝去。
長女は、日本でも多数の翻訳が出ている、小説家のダーチャ・マライーニ。

上記内容は本書刊行時のものです。

岡田 温司(オカダ アツシ)

1954年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。
現在、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。
専攻は西洋美術史・思想史。
主な著書に、『芸術と生政治』(平凡社、二〇〇六年)、『マグダラのマリア』(中公新書、二〇〇五年)、『フロイトのイタリア』(平凡社、二〇〇八年)、「イタリア現代思想への招待』(講談社選書メチエ、二〇〇八年)など。訳書に、アガンベン『スタンツェ─西洋文化における言葉とイメージ』(ありな書房、一九九八年/ちくま学芸文庫、二〇〇八年)、ロンギ『芸術論叢』Ⅰ・Ⅱ(共訳、中央公論美術出版、一九九八~九九年)、ナンシー『肖像の眼差し』(共訳、人文書院、二〇〇四年)、エスポジト『近代政治の脱構築』(講談社選書メチエ、二〇〇九年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。

井上 昭彦(イノウエ アキヒコ)

1963年、神奈川県生まれ。東京学芸大学教育学部卒業、同大学院修士課程修了、京都大学大学院文学研究科博士課程修了。
専攻はルネサンス期イタリア思想。

上記内容は本書刊行時のものです。

鈴木 真由美(スズキ マユミ)

1976年、山形県生まれ。東京外国語大学外国語学部卒業、東京外国語大学大学院博士前期課程修了。
2009年現在、同大学院博士後期課程在籍。
専攻はイタリア現代文学。

上記内容は本書刊行時のものです。

住 岳夫(スミ タケオ)

1976年、岐阜県生まれ。北海道大学文学部卒業、東京外国語大学大学院博士前期課程修了。
2009年現在、同大学院博士後期課程在籍。
専攻はイタリア文学。

上記内容は本書刊行時のものです。

柱本 元彦(ハシラモト モトヒコ)

柱本元彦(はしらもと・もとひこ)…………序文、第一章、第二章、第三章前半担当
1961年、大阪府生まれ。京都大学文学部卒業、京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。
専攻はイタリア語学イタリア文学。
訳書に、フェッリーニ『魂のジュリエッタ』(青土社、一九九四年)、ロンギ『イタリア絵画史』(共訳、筑摩書房、一九九七年)、カッチャーリ『必要なる天使』(人文書院、二〇〇二年)、レオパルディ『カンティ』(共訳、名古屋大学出版会、二〇〇六年)、ヴィルノ『ポストフォーディズムの資本主義』(人文書院、二〇〇八年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。

山崎 彩(ヤマサキ アヤ)

1975年、東京生まれ。東京大学文学部卒業、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。
専攻はイタリア文学。

上記内容は本書刊行時のものです。


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