砂時計
ダニロ・キシュ, 奥 彩子:訳
発行:松籟社
この版元の本一覧
四六判 312ページ 上製
定価:2,000円+税 総額を計算する
ISBN978-4-87984-248-0 C0397
在庫あり
奥付の初版発行年月:2007年01月
書店発売日:2007年02月05日
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紹介

強制収容所で命を落とした、あるユダヤ人の男。彼が書いた一通の手紙が、奇跡的に発見される──男の息子=作家ダニロ・キシュは、その手紙を内部に取り込んだ小説『砂時計』を書く。多様な文体と語りの構成によって、父の手紙の世界・時代が、小説の形式で再創造される。

著者プロフィール

ダニロ・キシュ(ダニロキシュ)

一九三五年、セルビア北部の町スボティツァで、ユダヤ人の父とモンテネグロ人の母のあいだに生まれる。父は一九四四年にアウシュヴィッツの強制収容所に送られて、消息を絶っている。第二次大戦後、母の故郷のツェティニェに移住。ベオグラード大学文学部へ進学し、修士課程修了後はフランス各地の大学でセルビア・クロアチア語の講師をしながら小説を執筆した。本書『砂時計』をはじめ『ボリス・ダヴィドヴィチの墓』、『死者の百科事典』など主要作品のほとんどは英語、仏語、独語はもちろん、世界各国の言語に翻訳されている。一九八九年十月十五日、パリで死去。

奥 彩子(オクアヤコ)

1976年生まれ。1999年、京都大学文学部卒業。1999年より1年間、ベオグラード大学留学。2002年、京都大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科博士課程。スラヴ文学専攻。

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