自己との対話終身刑を生きる
ハワード・ゼア, 西村 邦雄:訳, 西村 春夫:監, 高橋 則夫:監, 細井 洋子:監
発行:現代人文社
この版元の本一覧
A5判 152ページ 並製
定価:2,000円+税 総額を計算する
ISBN978-4-87798-304-8(4-87798-304-X) C0036
在庫あり
奥付の初版発行年月:2006年07月
書店発売日:2006年07月19日
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紹介

社会に戻る可能性ゼロの終身受刑者58名は語る。何を思い、何を考え、どんな希望もっているのか。日本での終身刑導入の議論に一石を投じる書。

目次

日本語版刊行に寄せて ハワード・ゼア 
謝辞

写真とインタビューについて

終身受刑者——ポートレートとインタビュー

このすべてが意味するものは何か
写真家/著者について
訳者あとがき

解説 本書の意義とゼア博士の修復的司法 西村春夫

前書きなど

日本語版刊行によせて

 Doing Life初版が刊行されてから今日までの間に、アメリカ国内では、仮釈放なしの終身刑を科す州の仲間入りをする州が増えてきている。この間、終身刑判決を受けた受刑者数は増え続けている。刑務所内での増大する高齢者数を含んでいるが、この数字の増加が、教育、保健医療といった必要不可欠な社会サービスの予算を圧迫している。そこで終身刑にまつわる課題は更に一層緊急性を要している。

 そのような折に本書が日本で発刊されるということは私にとって大変光栄なことだ。本書に見られる顔や言葉が映し出しているのはアメリカの状況ではあるが、終身刑が増大する現象は(幾分かはアメリカの政治的利益、企業利益によって衝き動かされているのだが)世界的な広がりを見せている。願わくば、読者の皆さんが本書に登場する人たちとの出会いを通じて、一度立ち止まって日本国内の刑務所、受刑者に対する思い込みを考え直すきっかけになって欲しい。願わくば、刑務所の現状について、また、男性、女性の受刑者が社会に対して何を提供しなければならないのか、といったことについての対話が生まれるようになって欲しい。

2006年5月11日
ハワード・ゼア

著者プロフィール

ハワード・ゼア(ハワード・ゼア)

(HOWARD ZEHR)
米国・東部メノナイト大学教授

西村 邦雄(ニシムラ クニオ)

東洋大学非常勤講師

西村 春夫(ニシムラ ハルオ)

常磐大学大学院教授

高橋 則夫(タカハシ ノリオ)

早稲田大学教授

細井 洋子(ホソイ ヨウコ)

東洋大学教授

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