「元型」論と現代いま、なぜユングか
佐藤 正衞
発行:雲母書房  発売:雲母書房
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四六判 235ページ 上製
定価:1,800円+税 総額を計算する
ISBN978-4-87672-187-0(4-87672-187-4) C0011
在庫あり
奥付の初版発行年月:2005年11月
書店発売日:2005年11月30日
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紹介

根源的イメージの形で自己を開示する元型は、
生を活性化し、生の充足をもたらす!

生を駆動する「生の元型」、生に意味を与える「意味の元型」、創造的想像力の源泉としての「変容の元型」、元型の三つの力動的性格を明らかにしながら、現代が抱える心の問題をえぐり出し、人間の無限の可能性を説く。

目次

第一章 複雑で、力動的な心の様相
はじめに/意識の機能とは/意識とは、無意識とは/意識と心/心、霊魂、精神/「無意識の発見」の時代/自然と霊の衝突/自然を開示する心/夢、幻想——ユングの体験/目標をもつ集合的な無意識
第二章 心の深層の根源的なもの
  はじめに/心の統一性、全体性/元型の発見/Archetypus(元型)という語の意味/元型観念の先駆者たち/プラトンの「イデア」とプラトン的精神/元型と元型的イメージ/心の危機と元型の布置/元型の意識領域への侵入と意識の反応/元型を知ることのきびしさ/元型の世界——人と神と宇宙とのドラマ
第三章 心の本質に生きる
  はじめに/心的過程とは——議論の三つの要点/心的であり生命現象でもある事象/元型——この先験的なもの/自発的な運動と活動の原理である元型/元型が生む象徴的イメージ/超越的な要因である元型/根源的イメージの世界の体験/「神の像」/「自己」——人間の本性の精神的目標
第四章 ユングと現代
  はじめに/テーマの一 無意識との関わりと「神」の発見/ユングの無意識探究の跡を辿る/心理的価値の喪失と心の要請/テーマの二 意識と、世界の創造/人生の課題と意識の発達/集合心からの自由/世界の第二の創造者である意識/テーマの三 神話とわたし自身の創設/神話とはなにか/意識、無意識、神話/現代に神話を物語ることの意義/ユングと未来

著者プロフィール

佐藤 正衞(サトウ マサエ)

1944年、東京に生まれる。慶應義塾大学経済学部で
近代社会・経済思想史を学ぶ。アジアとはなにか、
アジア人とはなにかという問題を歴史学、民族学、
比較宗教学、心理学などの立場を総合した幅広い視
点から問うことを生涯のテーマとする。現在、横浜
市在住。
著書『北アジアの文化の力』(新評論、2004年)

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