新しい親鸞
武田 定光
発行:雲母書房  発売:雲母書房
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四六判 244ページ 上製
定価:1,800円+税 総額を計算する
ISBN978-4-87672-182-5(4-87672-182-3) C0015
在庫あり
奥付の初版発行年月:2005年07月
書店発売日:2005年07月25日
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紹介

真宗大谷派の若き碩学が、現代思想・哲学の成果を踏まえつつ、〈いま・ここ〉にいる思想家・親鸞を全く新しい装いの元に読み解いた〈絶対〉と〈実存〉の対話。

目次

序 新しい親鸞とは何か
「新しい」ということ
親鸞を目的地ではなく出発点とする
  文字言語としての「親鸞」 言葉が生まれる背景
1〈教〉の部 如来の自己否定としての身体性
  「宗教」って何だろう? 親鸞の決断
  一本の道しか登れない 成熟した一神教
  たったひとりの男 スジャータのミルク
  絶望を超えて ふたつの深い心
  経験と体験 阿闍世の信仰
  仏教って何? 「聞」は創造なり
  少分仏性を見る 生死は紙の裏表
  私という環境世界 非存在から存在へ
2〈行〉の部 親鸞の「他力」観
  いつでも性・どこでも性・だれでも性
HOW TOが法然・親鸞を弾圧した
  法然の易行 一行性ということ
  親鸞の易行 「聞」の構造
  ほんとうの生活 他力——ただ生きているということ
  「他力」——親鸞の用法 自力と他力
  何もせんでよろしい 多念義と一念義
  木との対話 永遠の批判原理としての他力
3〈信〉の部 「無」という否定媒介
  信心について
親鸞の本願文解釈
  一人称的信仰表現と二人称的信仰表現 唯信と唯除
  信仰の目覚まし時計 唯円の課題
  外なるこころ=信心 聞き言葉
  浄土には「浄土」という言葉はない 「無」という叫び
  釈迦のため息としての教言 非意味化
  「生きる意味」について  
4〈証〉の部 還相の時間論
  南無阿弥陀仏って何だ? 〈分かる〉と〈分からない〉
  「分ける」は殺すこと イメージの力
  阿弥陀=「自己自身」 煩悩は「起こす」ではなく「起きる」もの
  「モノ」と「コト」 見えない自己
  時間の問題——〈いま〉の復活 浄土から来る時間
  〈いま〉という意識の剥奪 刹那的な〈いま〉と満たされる〈いま〉
  生を輝かせる死のはたらき 死=永遠

前書きなど

「自力のこころ」と「他力の事実」。
二つが背き合い、溶け合う場所に
新しい親鸞がすくっと立ち上がってくる。

(芹沢俊介)

著者プロフィール

武田 定光(タケダ サダミツ)

1954年東京都生まれ。大谷大学文学部博士課程修了。真宗大谷派・因速寺住職。

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