青春小説論ノート別れの精神哲学
高岡 健:著
発行:雲母書房  発売:雲母書房 この版元の本一覧
四六判 212ページ 上製
定価:1,700円+税 総額を計算する
ISBN 978-4-87672-175-7 (4-87672-175-0) C0010
在庫あり
奥付の初版発行年月:2005年04月 書店発売日:2005年04月10日
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紹介

恋愛関係の喪失は、若者の精神になにをもたらすのか?

男たちはなぜ、年上の女性、同世代の女性の二人から別れを告げられる必要があったのか・・・。明治から平成まで、青春の別れを扱った10人の作家たちの小説世界に分け入り剔抉した、〈別離〉論の新たな地平。

目次

序 章◎二つの別れと二つの想像力
『卒業』(チャールズ・ウェップ)
第1章◎明治の別れ1
『少年の悲哀』『湯が原より』(国木田独歩)
第2章◎明治の別れ2
『三四郎』(夏目漱石)
第3章◎明治の別れ3
『青年』(森鴎外)
第4章◎大正の別れ
『幼年時代』『性に眼覚める頃』(室生犀星)
第5章◎昭和の別れ1
『エルテルは何故死んだか』(保田與重郎)
第6章◎昭和の別れ2
『東京青年』(片岡義男)
第7章◎昭和の別れ3
『微熱少年』(松本隆)
第8章◎平成の別れ1
『ア・ルース・ボーイ』『一輪』(佐伯一麦)
第9章◎平成の別れ2
『パーク・ライフ』(吉田修一)
終 章◎別れの精神哲学
『トラッシュ』(山田詠美)

著者プロフィール

高岡 健(タカオカ ケン)

1953年、徳島県に生まれる。岐阜大学医学部を卒業後、岐阜赤十字病院精神科部長などを経て、現在は岐阜大学医学部助教授。精神科医。日本児童青年精神医学学会理事。
主な著書に、『人格障害論の虚像』『新しいうつ病論』『殺し殺されることの彼方(共著)』(雲母書房『引きこもりを恐れず』(ウェイツ)『不登校を解く』(共著・ミネルヴァ書房)『孤立を恐れるな!』『人格障害論のカルテ 理論編』(編著・批評社)などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。
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