介護からの見方と関わり学痴呆論
三好 春樹:著
発行:雲母書房  発売:雲母書房 この版元の本一覧
A5判 235ページ 上製
定価:2,500円+税 総額を計算する
ISBN 978-4-87672-153-5 (4-87672-153-X) C0036
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奥付の初版発行年月:2003年12月 書店発売日:2003年12月12日
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紹介

医療と闘う痴呆論を書きたかったと著者は語る。尊厳を奪ってまで、縛る・オムツをつける・過剰に薬を飲ませることで老人に何が残るのか。痴呆だから問題行動をとるのではない。赤ちゃんが泣く時、母親は何をしてあげるだろう、介護は子育てと通底する。そう、痴呆という生き方があっても良いではないか。その生き方を支えるのが「介護」なのだ。アルツハイマー型・脳血管障害型といった従来の医学的分類とは一線を画し、葛藤型・遊離型・回帰型といった竹内3分類を基に、著者が築いてきた関係障害の視点から痴呆を読み解いていく。

目次

第1部 痴呆とはなにか—介護からの見方
 第一章 医療的痴呆論批判
 第二章 バリデーションの限界と問題点
 第三章 介護の立場と竹内三分類の人間学的根拠
第2部 痴呆ケアの七原則
 第一章 原則1—環境を変えない
 第二章 原則2—生活習慣を変えない
 第三章 原則3—人間関係を変えない
 第四章 原則4—介護をより基本的に
 第五章 原則5—個性的空間づくり
 第六章 原則6—一人ひとりの役割づくり
 第七章 原則7—一人ひとりの関係づくり
第3部 タイプ別問題行動と関わり方
 第一章 葛藤型の問題行動と関わり方
 第二章 回帰型の問題行動と関わり方
 第三章 遊離型の問題行動と関わり方
 第四章 その他の痴呆の問題行動と関わり方
第4部 問題行動への対応法
 第一章 問題行動の原因を生活のなかに探す
 第二章 物忘れとお漏らし
 第三章 介護拒否、帰宅願望
 第四章 徘徊
 第五章 被害妄想、嫉妬妄想
 第六章 暴力行為
 第七章 異食、弄便
 第八章 性的異常言動

著者プロフィール

三好 春樹(ミヨシ ハルキ)

1950年、広島県に生まれる。九州リハビリテーション大学校卒。生活とリハビリ研究所所長。全国各地で「生活リハビリ講座」を開催。また個人編集の生活リハビリ情報誌『Bricolage(ブリコラージュ)』を発行。
著書に『じいさん ばあさんの愛しかた』(法研)『老人介護常識の誤り』(新潮社)『〈老い〉の現在進行形』(春秋社)『男と女の老いかた講座』(ビジネス社)『関係障害論』『ブリコラージュとしての介護』(雲母書房)ほか、共著に『〈老い〉の現在進行形』(吉本隆明との共著・春秋社)『老人介護とエロス』(芹沢俊介との共著・雲母書房) がある。また監修・著者を務めた『完全図解新しい介護』(講談社)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。


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