絶望の中に見える希望新しいうつ病論
高岡 健
発行:雲母書房  発売:雲母書房
この版元の本一覧
四六判 243ページ 上製
定価:1,800円+税 総額を計算する
ISBN978-4-87672-149-8(4-87672-149-1) C0036
在庫あり
奥付の初版発行年月:2003年10月
書店発売日:2003年10月23日
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紹介

重症であっても回復しやすく中高年に生じやすい〈古典的なうつ病〉から,青年や子どもに生じやすく軽症だけれども慢性に続きやすい〈新しいうつ病〉。このアメリカ・イギリスで誕生した〈新しいうつ病〉とは何なのか、日本社会の変遷との関わりとともに根元的に考察し、うつ病という絶望が実は、希望への契機であることを明らかにしていく。

目次

はじめに 
 第1部 うつ病とは何か
序章  1987年
第1章 うつ病論の原型(1):クレペリンとフロイト
第2章 うつ病論の原型(2):テレンバッハ
第3章 日本のうつ病論
 第2部 新しいうつ病
第4章 転換期としての1980年代(1):ヒステリー論からの訣別
第5章 転換期としての1980年代(2):人格障害論からの離陸
第6章 転換期としての1980年代(3):子ども期への拡張
第7章 ブロザックネーションへの道程:希望の中の絶望
 第3部 絶望と希望
第8章 日本の現在(1)ー〈白秋〉=〈素秋〉のうつ病
第9章 日本の現在(2)ー〈青春〉=〈青陽〉のうつ病
終章  希望へ
参考文献
あとがき

前書きなど

日本も抗うつ剤国家(ブロザックネーション)への道をつき進むのか?
日本のうつ病をめぐる状況はいま、新自由主義の登場、軽症・慢性を特徴とする〈新しいうつ病〉概念の輸入、新たな抗うつ剤市場の開拓という波にさらされている。うつ病の歴史と現在を丹念に検証しつつ、気鋭の精神科医が打ち立てた孤高のうつ病論
(帯のコピーより)

著者プロフィール

高岡 健(タカオカ ケン)

1953年、徳島県に生まれる。岐阜大学医学部を卒業後、岐阜赤十字病院精神課部長などを経て、現在は岐阜大学医学部助教授。精神科医。日本児童青年精神医学会理事。
著書に、『人格障害論の虚像』(雲母書房)『引きこもりを恐れず』(ウェイツ)『不登校を解く』(共著・ミネルヴァ書房)『孤立を恐れるな!』『学校の崩壊』(編著・批評社)などがある。

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