発行:雲母書房
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A5判 219ページ 並製
定価:1,800円+税 総額を計算する
ISBN978-4-87672-113-9(4-87672-113-0) C0036
奥付の初版発行年月:2001年10月
紹介
従事するケアから創業するケアへ。老人を支えるのは在宅ケアではなくて地域ケア、その中心となるのがデイサービスだ。起業の志を持つあなたに、堅実な手ほどきを。施設で業務にばかり振り回されていて「私はこんな介護をしたいんじゃない!」と思っているあなた、そんなところでいつまでも使われているのはやめよう。介護保険は独立して経営を始めるチャンスを提供しているのだから。
目次
第一章・デイサービスを始めよう
デイサービスは在宅介護の切り札
訪問介護よりデイサービス
あなたも経営者になれる
第二章・何から始めるか
小規模モデル
既存のデイサービスから学ぶ
どこで始めるか
建物を探す
第三章・事業計画をつくろう
事業主体は有限会社で
資金を準備する
施設計画
運営収支モデル
スタッフの構成
トラブル対応
第四章・申請手続き
申請書類・準拠規定
第五章・デイサービスの開始
運営コンセプト
単なる業務にしないために
第六章・成功へのノウハウ
ポイントはケアマネージャー
介護には技術がある
経営者の心構え
地域に根付くために
外部のサービスを利用しよう
第七章・さらなる前進を
複合経営の勧め
高齢者住宅の可能性
前書きなど
介護保険は医療保険とは異なり、私たちが事業者として参入できる大きな特色を持っています。それは言い換えれば、私たちが保険料を「支払う人」から「使う人」になれるということです。
私が、あるいはあなたが介護事業に参入したときの堂なるのか。そう考えたとき、介護保険の持ち前のアバウトさは、創意工夫の余地が大変大きいという利点に見えてきます。
例えば介護保険においては、家族介護の評価はなされませんでした。それは介護が家族(特に女性)に押しつけられるという批判からです。しかし、それでもなお家族介護がなくなることはないでしょう。
私は、家族が介護を行うことは少しも悪いことではないと思います。そして、制度が家族介護を評価しないのであれば、自ら事業者になって自らの働きに見合った適正な報酬を受けてもよいのだと思います。
中略
いずれにせよ事業を新しく創めるということは大変なことに違いありません。しかし、介護は今後も大きく成長していく可能性を持った市場です。地域の仲間と助け合いながら介護事業を始める。そんな新しい介護事業のスタイルができたら面白いと思います。
本書の中で展開されている、実際の具体的なノウハウについては、いらはら診療所のみなさまのご尽力に負っています。改めて現場の介護職の皆様の貴重な貴重なノウハウの提供にお礼を申し上げたいと思います。
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著者プロフィール
苛原 実(イラハラ ミノル)
医療法人社団実幸会いらはら診療所理事長、医学博士。1954年神奈川県生まれ。1981年徳島大学医学部卒業。日本赤十字社医療センター整形外科勤務の後、福島県、千葉県の公立病院整形外科に勤務。1994年千葉県柏市でいらはら整形外科を開業。1997年千葉県松戸市に「いらはら診療所」を開設、在宅医療に取り組む。また柏市に「デイサービスセンターかたくり」松戸に「デイサービスセンターなのはな」を開設し在宅介護にも力を入れている。著書に「くつろぎの選択」(悠飛社)等。
佐藤 義夫(サトウ ヨシオ)
株式会社日本生活介護代表取締役。1951年東京生まれ。東北大学文学部哲学科卒業。シンクタンクに勤務し、地域計画の策定や病院・福祉施設の開設に関わる。1991年シニアライフ研究所を設立し、福祉事業化支援、介護保険事業計画の策定などに関わる。2000年7月、生活とリハビリ研究所の三好春樹氏らと日本生活介護を設立。著書に「介護保険はこう決まった」(日本法令)「2000年に何が起こるか?公的介護保険」(メディカルコア)「顔が見える介護保険」(光芒社)『在宅介護をどう見直すか』(岩波ブックレット)などがある。
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