その日本社会における存在価値在日韓国・朝鮮人
飯沼 二郎:編著
発行:海風社
この版元の本一覧
B6判 313ページ
定価:2,000円+税 総額を計算する
ISBN978-4-87616-171-3(4-87616-171-2) C0336
在庫あり
奥付の初版発行年月:1999年12月
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紹介

同化拒否か、「朝鮮系日本人」あるいは「少数民族」として生きるのか。「帰国」でもない、「帰化」でもない「第三の道」とは?賛否両論で、在日社会をゆるがした論争を全収録。

目次

はじめに
一、はじめに本書の簡単な解説
二、在日朝鮮人の「第三の道」(一九七九・八)
三、ある意義‐飯沼二郎氏へ(一九八〇・一・一三)
四、戦後三十六年目の在日朝鮮人(一九八〇・一一)
五、「在日」をとらえる視点(一九八一・六)
六、「在日」の思想(一九八一・一二)
七、「在日」についての意見‐協調への模索‐(一九八四・八)
八、どう生きるべきか‐在日朝鮮人二世・三世への提言‐
九、「在日」の現在と未来の間(一九八五・五)
一〇、事実としての「在日」-姜尚中氏への疑問‐(一九八五・八)
一一、方法としての「在日」-梁泰昊氏の反論に答える‐(一九八五・一一)
一二、共存・共生・共感‐姜尚中氏への疑問?‐(一九八六・二)
一三、日本社会にとって「在日」の意義・その十年(一九八六・五)

前書きなど

いうまでもなく、偏狭な民族主義の否定なくして、真の国際化はありえない。にもかかわらず、偏狭な民族主義に固執する日本政府すら、国際化をあえていわなければならなくなってきているところに、明治以来、日本政府がとりつづけてきた国民統合政策が、いかに今日の世界の趨勢に逆行しているかが明らかに示されている。しかし、自分の顔が自分ではみえず、鏡に写してはじめてみえるように、日本人の民族エゴイズムは、外国人、とくに在日韓国・朝鮮人の民族差別にたいする告発によって、はじめてみえてくるのである。ここに、在日韓国・朝鮮人問題が、日本人自身の、日本の真の民主化のための最も重要な課題だという理由がある。

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