畑作穀類栽培の伝統と現在南島の畑作文化
賀納 章雄
発行:海風社
この版元の本一覧
B5判 288ページ
定価:2,800円+税 総額を計算する
ISBN978-4-87616-002-0 C3361
在庫あり
奥付の初版発行年月:2007年10月
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※お支払いは郵便振替(到着後後払い)・クレジットカード(VISA、MasterCard、DC、JCB、AMEX、Diners、Nicos、UFJ)がご利用になれます
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紹介

本書は、2006年度、関西大学大学院文学研究科に提出された博士論文に加筆・修正を加えたものである。調査のために初めて南島を訪れてから16年、その後に発表された10本の論文を元に、纏め上げられた本書は、めずらしいアワ用の農具の図版の掲載など、今後のこの分野の研究のためにも貴重な資料を含んでいる。

目次

序論
 /1南島とは/2南島の農耕文化研究/3研究の目的と視点
第1部伝統的畑作穀類栽培の地域性
1 南島におけるアワ栽培の地域性
 /1-1はじめに/1-2南島におけるアワの栽培状況/1-3アワ栽培の技術的側面/1-4食生活のアワ/1-5結語
2 先島諸島におけるアワ用農具の形態と地域性
 /2-1はじめに/2-2穂刈カマ/2-3木スリウス・石ウス/2-4アワ用農具の地域性/2-5結語
3 南島におけるムギ栽培の様相
 /3-1はじめに/3-2南島におけるムギの栽培状況/3-3栽培技術面/3-4食利用/3-5儀礼的側面/3-6結語
第2部今日の伝統的畑作穀類栽培
4 沖縄諸島渡名喜島・粟国島におけるキビ栽培の復活とその背景
 /4-1はじめに/4-2調査地の概況/4-3キビ栽培の状況/4-4栽培復活の要因とその基層/4-5結語
5 八重山諸島石垣島・波照間島におけるキビ栽培の復活とその背景
 /5-1はじめに/5-2調査地の概況/5-3キビ栽培の状況/5-4両地域のキビ栽培の特徴/5-5結語‐現代社会とキビ栽培
6 八重山諸島竹富島におけるアワ栽培の存続とその背景
 /6-1はじめに/6-2調査地の概況/6-3アワ栽培の状況/6-4種子取祭とアワ/6-5イーヤチ/6-6アワ栽培の位置づけ/6-7結語
7 竹富島におけるアワのモチ「イーヤチ」・「ムチャニ」作りの伝統と変容
 /7-1はじめに/7-2イーヤチ・ムチャニとは/7-3作り方の事例/7-4比較検討/7-5結語
8 宮古諸島伊良部島におけるアワ栽培の存続とその背景
 /8-1はじめに/8-2調査地の概況/8-3アワ栽培の状況/8-4アービューイとアワ/8-5アワ栽培存続の背景/8-6竹富島との比較/8-7結語‐文化的景観としてのアワ栽培‐
9 現代南島におけるモロコシ栽培の様相
 /9-1はじめに/9-2モロコシ栽培の状況/9-3モロコシ栽培の特徴/9-4結語
10 栽培者からみた現代南島における伝統的畑作穀類栽培の展開
 /10-1はじめに/10-2キビ栽培をめぐる人々/10-3祭祀や個人的栽培をめぐる人々/10-4人々の行動と栽培の展開/10-5結語
結論 ‐南島における伝統的畑作穀類栽培の「伝統」とその意味‐
 /1各章論のまとめ/2伝統的畑作穀類栽培の今日的存在意義/3伝統的畑作穀類の伝統/4南島における伝統的畑作穀類栽培の意味/5おわりに

前書きなど

今日の南島地域社会と伝統的畑作穀類栽培の関係、特徴、その意味を「伝統」という言葉をキーワードに考える。

版元から一言

フィールドワークや様々な文献を駆使した16年にわたる調査・研究の成果です。

著者プロフィール

賀納 章雄(カノウ アキオ)

1966年生まれ。関西大学大学院文学研究科後期課程修了 博士(文学)、専門:文化地理学、2007年現在、吹田市教育委員会(吹田市立博物館文化財保護係)

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