
発行:語研 この版元の本一覧
A5判 232ページ
定価:2,600円+税 総額を計算する
ISBN 978-4-87615-404-3 (4-87615-404-X) C0087
在庫あり
奥付の初版発行年月:1997年11月
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30日間でタイ語を基礎(発音、語彙、構文・語法、日常の基本表現)から学び、「聴いて話す力」を身につけるための入門書です。基礎事項の習得が目標ですが、他の場面・目的でのコミュニケーションにも応用・転化できるよう、教授法に基づいた効果的な口語練習を通して幅広く学習します。
前書きなど
タイ語はいったいどんなことばなのか、初めて学ぶ方にとっては大いに興味の湧くことでしょう。聞くだけでは中国語に似ているような気がする、と言う人が多いのですが、文字を見ると漢字とは似ても似つかない判読不能な記号が並んでいるからでしょう。
本書では、タイ語をゼロから初級まで練習を繰り返しながら習得できるように編集してあります。ここでいうタイ語とはもちろん現代タイ国の標準語として通用している狭い意味でのタイ語のことですが、広い意味でのタイ系諸言語は中国の南(広西、雲南、海南東)、北ベトナム、ラオス、ビルマ、インドのアッサム地方に至る広い地域で話されています。
大きくはシナ・チベット語族に分類されることばで、発音、語彙、語法、表現の仕方など中国語とは近親関係にあります。声調があること、単音節言語(単語がひとつの音節でできている)であること、語尾がなくて動詞や形容詞に活用(語尾変化)がないこと、“てにをは”がないこと、などみな中国語と共通しています。
中国語と大いに違うのは、タイ語は漢字を使わずにインドの文字を取り入れた点です。仏教、バラモン教を中心としたインドの文化を受け入れ、それと共に文字や膨大な数のインド系の外来語が入ってきました。現代タイのことばや文化が中国文化と異なるのはそのためでしょう。
文法は比較的簡単で、西欧言語のように時制や冠詞などの変化について苦労することはありません。ただし初めのうちは声調や、日本語にない母音、有気音、無気音などの音の微妙な違いを聞き分けるのが日本人には難しいところです。
ことばの特色がわかったところで、さあ、始めてみましょう。まず、耳に全神経を集中して、テープで単語の音をよく聴いてみることから始めるのが肝心です。
1997年4月
荘司和子
版元から一言
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