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出版者情報
【ポケット判】イタリア語で言ってみたい「この一言」
- 初版年月日
- 2011年2月
- 書店発売日
- 2011年1月27日
- 登録日
- 2011年1月11日
- 最終更新日
- 2011年1月25日
紹介
「しまった!」「すごい!」など、日常会話で頻繁に使うちょっとしたフレーズを、ネイティブとのコミュニケーションの中から収集したイタリア語会話表現集です。バラエティ豊かな短いダイアログ、使い方の解説、関連表現も付いています。【語句チェック】【語法チェック】を活用すれば、会話に役立つ「単語」「文法」も集中的に学べます。本書に対応した音声は、語研のホームページ(http://www.goken-net.co.jp/)より、無料でダウンロードできます。
※本書は1999年4月刊行『【CDブック】イタリア語で言ってみたい「この一言」』(ISBN978-4-87615-023-6)を新書サイズで再刊行したものです。
前書きなど
≪はじめに≫
イタリア語の学習者は10年ほど前とくらべると、格段に数を増している。そのきっかけはさまざまであろう。イタリア料理の大好きな人、オペラやカンツォーネを原語で歌ってみたい人、一度は試合を見に行きたいと思っているサッカーファン、バイクや車などを通してイタリアデザインのとりこになった人、イタリアの町並みに魅せられ、建築や美術に興味を持った人、イタリアを旅して、その多様な風景に恋をした人、なによりもイタリア人のおおらかさが大好きだという人、などなど。きっかけはさまざまでも、イタリア語を学んでいくうちに、多くの人が言語そのもののもつ美しさ、豊かさに目覚め、感銘を受けたのではないだろうか。
イタリア語はもっとも詩に適した言語であるといわれる。そのせいか、高度に構築的であると同時に、複雑さをも合わせもつ。日本人の耳には聞き取りやすい、親しみのある音に惹かれ、「かんたんそうだな」と高をくくっていると、動詞の活用形の膨大な量に唖然とさせられたりもする。だが、その複雑さが豊かさの源となっていることはまちがいない。
初学者だけでなく、ひととおり文法は勉強してみたものの、ことばがなかなか口をついて出ないと、壁を感じている人のたすけとなるよう、貧弱な想像力を最大限に駆使し、なるべく多様な状況を設定することを心がけた。なかには、いくつか個人的な体験に基づくものもある。また、文法が苦手という人のために、かんたんな「文法チェック」のページを設けた。
遅筆ゆえ(株)語研の島袋さんにはたいへんご迷惑をおかけした。また、ネイティブ・チェックは日伊協会の同僚であるミケランジョロ・セヴェリーニ氏にお願いした。心より感謝している。
1999年3月
森口いずみ
版元から一言
『ポケット判 イタリア語で言ってみたい「この一言」』に対応した音声教材が無料でまるごとご利用いただけます。
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上記内容は本書刊行時のものです。