発行:語研 この版元の本一覧
A5判 224ページ
定価:1,800円+税 総額を計算する
ISBN 978-4-87615-058-8 (4-87615-058-3) C0082
品切・重版未定
奥付の初版発行年月:2001年09月 書店発売日:2001年09月20日
あらかじめご了承下さい。
紹介
アメリカの国営放送VOA(Voice of America)が放送する非英語圏向け英語放送VOA Special Englishから国際ニュース60編を収録しました。使用単語は1500語に限定されているうえ、通常よりゆっくり(毎分100語程度)読まれますから、英語ニュースがはじめてという学習者には特におすすめです。
目次
1st Week 政治
1st Day 国際会議・条約
Unit 1 Unit 2 Unit 3
2nd Day 米国の外交政策
Unit 4 Unit 5 Unit 6
3rd Day 反体制活動・抗議運動
Unit 7 Unit 8 Unit 9
4th day テロリズム
Unit 10 Unit 11 Unit 12
5th Day 軍事・安全保障
Unit 13 Unit 14 Unit 15
2nd Week ビジネス
1st Day 金融・財政
Unit 16 Unit 17 Unit 18
2nd Day 通商
Unit 19 Unit 20 Unit 21
3rd Day 経済成長・援助
Unit 22 Unit 23 Unit 24
4th Day 企業活動
Unit 25 Unit 26 Unit 27
5th Day 消費・サービス
Unit 28 Unit 29 Unit 30
3rd Week 社会
1st Day 災害
Unit 31 Unit 32 Unit 33
2nd Day 事故
Unit 34 Unit 35 Unit 36
3rd Day 事件・犯罪
Unit 37 Unit 38 Unit 39
4th Day 社会
Unit 40 Unit 41 Unit 42
5th Day 交流・親善
Unit 43 Unit 44 Unit 45
4th Week 科学
1st Day 宇宙
Unit 46 Unit 47 Unit 48
2nd Day 医学
Unit 49 Unit 50 Unit 51
3rd Day 健康
Unit 52 Unit 53 Unit 54
4th Day 生命倫理
Unit 55 Unit 56 Unit 57
5th Day 環境問題
Unit 58 Unit 59 Unit 60
前書きなど
本書は、初級〜中級レベル(TOEICスコア350〜470、TOEFL CBT110〜153、英検準2級〜2級レベル)の学習者に最適の、ニュース英語を聞き取れるようになるための基礎リスニング教材です。
私は大学で、洋画と時事英語を題材(material)として一般英語を教えています。どの分野にもかたよらない中立的な基本語彙を身につけてきている大学生に、より現実の世界に即した、社会の各分野特有の語彙習得の必要性を説き、既習語彙をもっと豊かな内容にする手段として時事英語、特にニュース英語を使用してきました。CNN, ABC, BBCなどの放送を早朝に録画してその日のうちに教室で使用し、さらにニュースの背景を詳細に解説したcontent-based(内容中心)の授業です。しかし、学生のみなさんが受験のために覚えてきた語彙の性質や、高校までの段階でナチュラルスピードの英語を聞いて理解する学習が絶対的に不足しているために、authentic(本物の)な教材を使用することに限界を感じるようになりました。本書を執筆する必要性を感じたのは、この困難を乗り越えるためのbreakthrough(突破口)とするためです。
VOA(Voice of America)のSpecial Englishは、この目的に最適の素材と言えます。実際に放送された生の英語であり、同時に語彙的、統語的、音声(速度)的に調整された英語であり、これほど、ニュース英語を初めて聞く学習者に適した理想的な教材はほかにありません。
VOAは、米国の首都ワシントンから世界に向けて24時間放送されている国営ラジオ放送です。その特別プログラムSpecial Englishは世界、米国内のニュースを非英語圏の人々に伝える目的のものです。英語を母語としない人たちの便宜を考慮して、通常のニュースよりもやさしい語句や構文を使用し、センテンスも短く、しかも通常の30パーセントぐらいスピードを落とした(1分間100語程度)クリアな英語で朗読されている、メディア英語の初心者には格好の教材です。
本書は、ただ単に英語ニュースの音声と原稿を紹介した資料ではありません。VOA Special Englishを使って学習者のリスニング力が最大限に向上されるように、英語教育学のリスニング理論に基づいたタスク(作業演習)中心の構成になっています。具体的な学習の指針と手法に従って、4週間20日の学習を無理なくコツコツと積み重ねて実力の向上を図るボトム・アップ方式が本書の特徴ともなっています。
本書を活用して実力をつけた後に、さらなるステップとして、VOA Regular English(通常の速度と語彙で放送されているニュース)を始めとする、ネイティブに向かって発信されている妥協のない英語のシャワーを浴びていただきたいものです。
本書の原稿は、大学の英語授業や、私が主宰する時事英語研究会(MEC)などで使用し、そこから得たフィードバックをもとに手直しした、いわば現場を経た教材です。これによって、教える側に不足しがちな学習者の視点が活かされたと考えます。特に、国費留学で米国へ旅立った小林ゼミのゼミ長の長尾裕之君からは歯に衣着せぬ細かな意見をいただき、感謝しております。また、トランスクリプトの一部不明箇所については同僚のBrain Perry先生(英国)、Mark Holst先生(英国)、Lorne Kirkwold先生(カナダ)のご協力で解決できました。さらに、最終原稿は長年日本の大学で英語を教え続け、一般英語のほかに法律英語も担当されているRichard Kizziar先生(米国)に細部まで点検していただきました。以上4人のネイティブスピーカーの先生には、この場を借りて改めてお礼申し上げます。最後に、本書の構成、タスクの選択について助言をいただいた(株)語研の奥村民夫氏に心よりお礼申し上げます。
緑丘より日本海を眺めて
小樽商科大学言語センター助教授
小林敏彦
関連書
語研の時事・ニュース英語
VOA英語ニュースパワー・リスニング
VOA英語経済ニュースの聴き方
VOA英語インタビューの聴き方
ニュース英語パワーボキャビル4000語(テキスト)
ニュース英語パワーボキャビル3000語プラス
VOA英語ニュースファイル1
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