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四元数の発見
発行:海鳴社
A5判
縦215mm
横153mm
厚さ18mm
重さ 400g
216ページ
上製
定価
2,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2014年9月
- 書店発売日
- 2014年9月19日
- 登録日
- 2014年8月19日
- 最終更新日
- 2014年12月17日
紹介
近世、虚数が発見され、人類は新たな局面を迎えたが、そこで終わりではなかった。虚数を乗り越える新たな数の体系がハミルトンによって摸索され、三元数が試みられるものの成功せず、四元数に至る!
著者は四元数創造の秘密を本書で追体験し、現代に通用する四元数と回転の関係をも明らかにする。
目次
はしがきv
第1 章四元数に近づく1
第2 章四元数の発見13
第3 章Hamilton のノートの解読28
第4 章四元数と空間回転1 49
第5 章四元数と空間回転2 70
第6 章四元数と空間回転3 83
第7 章空間回転とSU(2) 102
第8 章べクトルの空間回転120
第9 章Euler 角と空間回転128
第10 章球面線形補間152
第11 章四元数の広がり187
あとがき207
前書きなど
四元数とはよくわからないものだという印象が私にはあった.あまり深刻には考えないで四元数を使って創造的な仕事をすればよいという立場もあるだろうが,やはりHamiltonが四元数を考え出した原点に帰って理解したいという気持ちが強かった.
すべての学生,技術者および研究者が私と同じ気持ちを抱くかどうかはわからないが,Hamilton が四元数を考案した創造の秘密や四元数と回転の関係をできるだけ理解したいと思った,その気持ちの一端を汲んで頂ければ,著者としてこれ以上の喜びはない.
上記内容は本書刊行時のものです。