ユング心理学からみた 子どもの深層 秋山 さと子(著/文) - 海鳴社
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ユング心理学からみた 子どもの深層
バウンダリー叢書版
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2012年11月
- 書店発売日
- 2012年11月22日
- 登録日
- 2012年10月25日
- 最終更新日
- 2013年5月10日
紹介
子どもの世界、それは無意識の大きな生命力に動かされたファンタジーの世界。それを理解することは、子どもの成長にとっていかに大切なことか。
ユングの分析心理学を具体的に説明し、子どもたちを本能的な愛情からだけでなく、冷静・客観的に理解させてくれる。大人たちがどこかに忘れてきたお伽の王国に、われわれを今一度招き入れ、心豊かにしてくれる。
目次
はじめに………………………………………………………………………………………… 5
第一部 ウロボロスの世界
第一章 お化けの好きな子どもたち………………………………………………… 12
内なる生命力／無意識と怪獣／フロイトとユング／フランシス・ウィックス夫人
第二章 子どもにもタイプがある…………………………………………………… 40
外向と内向／四つのタイプ――思考・感情・感覚・直観／各タイプの相違
第三章 想像上のお友だち……………………………………………………………… 68
自分との語らい／まっくら闇とキラキラ星
第四章 無意識的な親子のつながり………………………………………………… 95
親子の縁／同一視と投影
第二部 妖精たちの住むところ
第五章 お伽の国に遊ぶ子どもたち………………………………………………… 122
桃太郎の鬼ヶ島征伐／桃太郎の誕生／鬼ヶ島の光景／影の領域
第六章 夢と心のかかわり……………………………………………………………… 154
子どもの夢／夢とファンタジー／夢の中の子ども
第七章 天翔ける子どもたち…………………………………………………………… 182
子どもと宇宙／成長の苦脳／上昇のイメージ／永遠の少年／かぐや姫の二面性
あとがき………………………………………………………………………………………… 217
前書きなど
この本は、子ども時代の記憶の断片や、詩や、お伽話、神話などの中にある表現から、もう一度、子どもの心を再構成しようとする試みの一つです。そして、そういう子どもに特有な世界の表現を身につけて、実際に子どもたちと一つ世界を共有し、わかり合い、愛し合った人たちの体験的な話を集めたものです。
版元から一言
ユング心理学による心の育児書。単行本のロングセラーをバウンダリー叢署にて復刊。
上記内容は本書刊行時のものです。
