ちゅうちゅまんげのぼうめいて
大石 陽次:著
発行:青灯社 この版元の本一覧
A5判 127ページ
定価:1,900円+税 総額を計算する
ISBN 978-4-86228-037-4 C0095
在庫あり
奥付の初版発行年月:2009年12月 書店発売日:2009年12月20日
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紹介

ふるさとの
いまはなき日本の原郷を生きた
遠い日の
ばあちゃんのうた

この詩集の「あとがき」によれば、作者は昨年、大腸を破裂させて「一週間、生死の境をさまよった」。
一命をとりとめ退院し、詩を書こうとすると、机のわきに彼の祖母であるフイばあちゃんがさまよい出てきて、
「こげなこつのあったなあ」とむかし語りを勝手に始め「ワープロのキーを押したりする」。
そのフイばあちゃんの語りをまとめたら、一冊の詩集になった。だから「この詩集は、祖母・大石フイのものである」と記している。
わたしは大石陽次のこの詩集のなかに、久しぶりに、本当に久しぶりに、「色のひとつ足らぬ虹」(谷川雁)という人生のアルファとオメガを見た気がするのである。

吉田 司(大宅ノンフィクション賞作家)氏がこの詩集に寄せた、
『「色のひとつ足らぬ虹」を見た』より、抜粋。

目次


西ん空ん正平さん
往還の郵便局員
焼かれた丑蔵じいさん
鉄蔵さんの食事
村から消えた光男しゃん
藤吉が家の火事
幽霊
●●
電球の点いた村
電気泥棒
たんものおり
へらくちに咬まれたじいちゃん
ちゅうちゅまんげ
掘り出しもん
キャラメル
黄金の夏休み
リバー・ポリス
ばあちゃん、千葉に行く
お迎え、と泰造
ばあちゃんの死
あとがき
謝辞

著者プロフィール

大石 陽次(おおいし ようじ)

1944年、中国山西省陽泉に生まれる。
1945年、福岡県八女郡北川内村に引き揚げ。
1963年、東京教育大学文学部仏文科に入学。
1967年、同大学卒業、日本放送出版協会に入社。テキスト、書籍の編集に携わる。
2007年、同社、退職。現在、無職。
2004年3月、思潮社より詩集「空の器」刊行。
2007年5月、青灯社より詩集「あいうえお……ん」刊行。

上記内容は本書刊行時のものです。
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