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お化け屋敷のつくり方
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2011年7月
- 書店発売日
- 2011年7月22日
- 登録日
- 2011年6月17日
- 最終更新日
- 2019年2月26日
紹介
夏といえばお化け屋敷。肝試しや文化祭でコワーイ思いをした人も多いのではないでしょうか?
独自の脅かしで「とにかく恐い」と高い評価を得ている『台場怪奇学校』。本書は同所のプロデューサ、ユーレイとゾンビが、最恐を目指して日々挑戦してゆく実録・青春恐怖譚です。
なぜ人はお化け屋敷に入るのか? 最恐の脅かしとは何か? オバケたちの知られざる苦悩など、お化け屋敷好きにはたまらない1冊。暑い夏に一読を!
目次
はじめに
PART1 恐く、もっと恐く!
【僕がお化け屋敷に入るまで】 輝ける幼年時代/初めての脅かし/青あざを作っても、頭が痛くても……/「何屋さんですか?」/扉の向こうから……/プロデューサーに見つかるな!/クネクネ/見えないけど、そこにいる/「変なお客さんだなぁ」
【オレが店長になるまで】 “あの御方”の声/お化け屋敷で働きたい/全身で感じた恐怖/ユーレイの叫び/本気の二人/「大丈夫ですよ~」/恐化
コラム①サッチャンからの届け物
PART2 怪奇学校へようこそ!
【最恐の脅かしとは?】 「…ラーメン…」/もう一つの選択肢
【“感じる”お化け屋敷】 リニューアル/ファイリング/クリスマスはお化け屋敷で/隠された思い/本物しかいません!
【恐怖の向こう側】 幽霊ゾンビ結成/限界ライン
コラム② ゾンビ、衝撃を受ける
PART3 ユーレイゾンビと百鬼夜行
【お化け屋敷に訪れる人たち】 豹変する男たち/賛辞を送る女たち/僕ら以外にもいる?/ゾンビⅡ世
コラム③ 日本で唯一の独立採算制
【ミッチャンと仲魔たち】 アタチ ノ クビヲ カエシテ/アタチのショーバイ/ミッチャンかわいそう……/仲魔たち
【水責めと自殺】 初めての常連さんは恐怖マニア?/「サンタさん、信じてる!」
【オバケランドのためならば】 何でもありのお化け屋敷/学校がギクシャク
コラム④ TVとお化け屋敷
PART4 恐怖のエッセンス
【世界最小のお化け屋敷を作る】お化け屋敷の四つのエッセンス/パニックを引き起こせ!
PART5 世界を脅かせ!
【解散の危機】 転機の年/ユーレイの覚悟/
【夢の二号店】 『浜松怪奇学校』/怪奇学校の“こころ”/テーマパークの渡り鳥?
【リタイヤ率60%の恐怖】 本を返せますか?//エリート
コラム⑤ お化け屋敷はなぜ楽しい?
【悲鳴は国境を越える】 台湾からのオファー/迷い/マイナーなエンターテインメント/「オープン、ムリ!」/オバトレ/恐がり方は世界共通/
【素晴らしきオバケ魂】
【日本一のお化け屋敷に】
コラム⑥ 結局、僕が……
【これからの二人】 ホラープランナー/お化け屋敷初のエンターテインメントショーを!
おまけ(世界挑戦再び)
版元から一言
「お化け屋敷なんて、機械がガシャーンと出てきて終り」。私はお化け屋敷に付いて、そんなふうに考えていました。
しかし『台場怪奇学校』は違いました。
すぐそばで囁きが聞こえ、後ろからものすごい勢いで何かが迫ってくるなど、混乱する脅かしであっという間に追い出されてしまうのです。
そんなお化け屋敷をつくるユーレイさんとゾンビさんの七転八倒、試行錯誤、喜怒哀楽の日々をお楽しみいただければと存じます。
また、彼らの台湾進出は、日本のエンターテインメントコンテンツが世界に誇るべきものだということも、感じさせられます。遊園地好き、テーマパーク好きの方にも、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
上記内容は本書刊行時のものです。