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セックスという迷路 : セクシュアリティ文化の社会学
発行:長崎
縦190mm
357ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2008年4月
- 登録日
- 2015年12月13日
- 最終更新日
- 2015年12月13日
紹介
障がい者の性、セックス奉仕隊、ラブピースクラブ、若者への性教育、ネット恋愛、セックスワーク、人身売買、フーコーのセクシュアリティ論、日本における売買春の歴史。セックスという行為に潜むテーマを掘り下げ、縦横無尽に語り尽くす。
目次
第1章 ねえ、本音で「性」のこと話そう-身体的なハンディを超えて
第2章 楽しいセックスの体験が社会を変える-セックス奉仕隊が求められる理由
第3章 オンナを楽しく生きる-ラブピースクラブを作ったわけ
第4章 セラピー文化としてのセックス奉仕隊の功罪-奉仕隊員とユーザー女性の聞き取り調査に基づいて
第5章 若者の性意識は変化している-性教育の実践にみる性的リベラリズムのアポリア
第6章 ネットをめぐる人間関係論-ネット恋愛、ネット心中のフィールドワークから
第7章 セックスワークについて考える-性産業で働く女性たちの労働実態の検討から
第8章 グローバル化と人身売買-セックスワーク従事の外国籍女性への暴力の実態
第9章 フーコーにおける「セクシュアリティ」と「生‐権力」の概念
第10章 日本社会における売買春の変遷-歴史学的視点からの考察
終章 性の「解放」の深層にあるもの-自分らしい「性」というより不気味なものと出会う
上記内容は本書刊行時のものです。