.
【利用可】
米海軍機動部隊艦載機の岡山県南空襲 日笠 俊男(著) - 吉備人出版
書店員向け情報 HELP
出版者情報
在庫ステータス
品切れ・重版未定
取引情報
取引取次:
ト｜ニ｜地方小
直接取引:あり(その他)
米海軍機動部隊艦載機の岡山県南空襲
B5判
83ページ
並製
定価
1,000円+税
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2012年7月
- 書店発売日
- 2012年8月27日
- 登録日
- 2012年6月29日
- 最終更新日
- 2015年6月22日
紹介
死傷者計212人、岡山大空襲に次ぐ多くの犠牲者をだした７月24 日の艦載機空襲－－
67年を経て初めて明らかにされた米海軍機動部隊艦載機による岡山県南空襲の記録。
目次
口絵
１．プロローグ
２．７月24 日を忘れないで
３．「記録」のなかの７月24 日
―なぜ『県史』や『市史』の空襲・戦災の記録は虚構と縁が切れないのか―
４．７月24 日岡山県南空襲の記憶
（１）記憶の諸層
（２）資・史料※をどう読むか。
―永井荷風の日記の場合―
（３）「米軍資料」ACTION REPORT（戦闘報告書）
５．米海軍太平洋第３艦隊第38 機動部隊の岡山県南空襲
―７月24 日の真実―
（１）７月24 日の被災・被弾場所及びそのポイント図
（２）７月24 日の米海軍機動部隊の作戦
（３）７月 24 日の事実
６．あとがき
前書きなど
米軍の大戦最末期の日本本土上陸作戦。
沖縄占領後それが具体的日程にのぼる。太平洋の米海軍機動部隊は、その前哨戦として７月から８月15 日まで、総力をあげて日本本土全域に対して戦術的・戦略的爆撃作戦を展開した。７月24 日の県南の艦載機空襲はその中にあった。
しかしその岡山は、すでに水島の三菱航空機組立大工場は、６月22 日に、マリアナの陸軍戦略爆撃機Ｂ―29 部隊の大空襲で壊滅している。岡山市は、６月29 日、同じくＢ―29 大空襲で街は焼失している。
米海軍機動部隊は、この時、岡山の何を標的にしたのだろうか。
７月24 日は、県下で一度だけとは言え、岡山大空襲の2000 人超に次ぐ多くの犠牲者をだした。
それも敵と直接対面対決する「本土決戦」下の悲惨な戦場体験であった。それを忘れないで語り継ぐ必要がある。
上記内容は本書刊行時のものです。
