版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
水島のなりたちと 亀島山地下工場 亀島山地下工場を語りつぐ会(編) - 吉備人出版
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文電話番号:
注文FAX番号:
注文メール:

在庫ステータス

品切れ・重版未定

取引情報

取引取次: ト|ニ|地方小
直接取引:あり(その他)

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

水島のなりたちと 亀島山地下工場 (ミズシマノナリタチトカメジマヤマチカコウジョウ)

歴史・地理
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:吉備人出版
A4判
137ページ
並製
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-86069-258-2   COPY
ISBN 13
9784860692582   COPY
ISBN 10h
4-86069-258-6   COPY
ISBN 10
4860692586   COPY
出版者記号
86069   COPY
Cコード
C0021  
0:一般 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
2010年3月
書店発売日
登録日
2010年2月22日
最終更新日
2010年7月27日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

岡山県内最大級の戦争遺跡・亀島山地下工場の調査・研究成果をまとめた一冊。

目次

グラビア
『水島のなりたちと 亀島山地下工場』を推薦します 間壁忠彦
まえがき 立石憲利
第一章 調査報告
第一節 亀島山地下工場
 概 要 村田秀石 
 戦跡考古学的調査 村田秀石
 工作機械の搬入と作業―体験者の証言―  土屋篤典・上羽 修
 掘削工事と朝鮮人労働者の生活:金 原哲氏に聞く 亀島山地下工場を語りつぐ会
     解説 難波達興
第二節 水島航空機製作所の関連施設
 戦時期の「工業都市」建設計画と水島の成り立ち 上羽 修
 倉敷市玉島乙島の高射砲陣地の調査 西川宏・平井泰男・吉久正見
 倉敷市連島の高射砲陣地の調査 西川宏・平井泰男・吉久正見

第二章 資料
三菱No.7航空機製作所
米国戦略爆撃団調査報告書No.16『三菱重工業株式会社(会社報告No.1)』
 連島都市計画
    「都市計画岡山地方委員会議事録(第20回)昭和十七年三月二十四日」
 戦争遺跡・地下壕調査研究の現状と課題(講演録)  十菱駿武
 民族問題のとりくみ―高校生とともに学んだこと― 難波達興
 亀島山地下工場の保存・公開への課題と道筋 亀島山地下工場を語りつぐ会

あとがき 吉田弘實

前書きなど

 2008年3月から“調査・保存・公開”というモットーを引き継いで再開し、亀島山地下工場の総合的な調査が始まりました。
 会が最初に手がけたのが地下工場全域の詳細な平面図の作成でした。次に、地下工場の中にある様々な遺構を平面図の上に正確に記すとともに、とくに工作機械の据付跡が多く残っているトンネルを詳細に測量して、平面図と側面図とを作りあげました。これらの戦跡考古学的調査と体験者からの聞き取り調査を重ねることで、亀島山地下工場は、戦時期航空機工業の代表的な疎開地下工場の一つであり、現在もその特徴をよく留めている全国的にも数少ない戦争遺跡であることを確認しました。
 (中略)
 本書は、これらの調査結果の集大成であり、地域の歩みの証として、平和な未来を築くための道しるべとして、意義あるものといささか自負しています。
 戦争を直接伝える戦争体験者も戦争遺跡も少なくなるなかで、この本が多くの方々に読まれ、平和の大切さを知っていただくとともに、亀島山地下工場が文化財として後世に残され、ながく活用されることを願ってやみません。

著者プロフィール

亀島山地下工場を語りつぐ会  (カメジマヤマチカコウジョウヲカタリツグカイ)  (

倉敷市水島にある亀島山地下工場とその関連施設を調査・記録し、文化財として保存・公開することにより、戦争の実態と平和の大切さを学び継承するとともに、平和を基調とする地域づくりを行うことを目的とした会

立石 憲利  (タテイシ ノリトシ)  (著/文

岡山民俗学会名誉理事長(亀島山地下工場を語りつぐ会代表)

村田 秀石  (ムラタシュウセキ)  (著/文

岡山県立玉野光南高等学校教員(編集委員・同会理事)

土屋 篤典  (ツチヤ アツノリ)  (著/文

倉敷市立倉敷翔南高等学校教員(編集委員・同会理事)

上羽 修  (ウエバ オサム)  (著/文

元山陽学園大学非常勤講師(編集委員・同会副代表)

難波 達興  (ナンバ タツオキ)  (著/文

岡山県立矢掛高等学校教員(編集委員・同会理事)

西川 宏  (ニシカワ ヒロシ)  (著/文

故・元考古学研究会代表

平井泰男  (ヒライ ヤスオ)  (著/文

日本考古学協会会員

吉久 正見  (ヨシヒサ)  (著/文

考古学研究会会員

十菱 駿武  (ジュウビシ シュンプ)  (著/文

山梨学院大学教授( 戦争遺跡保存全国ネットワーク代表)

吉田 弘實  (ヨシダ)  (著/文

倉敷市職員・倉敷市職員労働組合役員(編集委員・同会副代表)

上記内容は本書刊行時のものです。