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在庫あり
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取引取次:
ト・日 書店
直接取引:なし
返品の考え方:
可
国際化学産業経営史
発行:八朔社
A5判
286ページ
並製
定価
2,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2009年11月
- 書店発売日
- 2009年11月26日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2019年10月29日
目次
第1篇 国際カルテルから多国籍企業へ
第1章 国際カルテルとデュポン社
Ⅰ アメリカ合成染料工業の成立と関税
Ⅱ アメリカ染料市場の再分割とIG・ファルベン社
Ⅲ 国際カルテルとデュポン社
Ⅳ 多角化から「多国籍企業」化への技術戦略
Ⅴ ICI判決と「多国籍企業」化
第2章 ウェッブ=ポメリーン法の成立とアルカリ輸出組合
Ⅰ ウェッブ=ポメリーン法の成立
Ⅱ FTCの変質と「シルバー・レター」
Ⅲ アルカリ輸出組合
第3章 アメリカ合成ゴム工業の形成とIG・ファルベン社
Ⅰ アメリカゴム工業の発展とビッグ・フォー体制
Ⅱ アメリカ合成ゴム工業ノ形成とIG・ファルベン社
Ⅲ IG・ファルベン社の国際経営戦略
第2篇 アメリカ化学産業の国際競争力問題
第4章 第2次大戦後の国際競争力問題
Ⅰ 1950年代の国際競争力問題
Ⅱ 1960年代の国際競争力問題
前書きなど
本書は、世界市場競争の視点から、化学産業の歴史的発展について考察したものである。そのような経営史研究としては、個々の企業を具体的な対象とする個別経営史が経営史研究の基礎にあるといえるので、個々の企業の国際化を軸に世界市場競争について考察する「国際経営史」研究が考える。おそらく、これがオーソドックスな方法であろう。企業は競争のなかで発展するので、経営史研究は自ずから競争の分析へと進むことになる。いわば「企業→競争」という方法である。しかし、私は、競争の視点からの経営史研究を重視する立場から、いわば「競争→企業」という方法から、「国際産業経営史」研究を進めてきた。(略)
関連リンク
上記内容は本書刊行時のものです。