発行:めるくまーる この版元の本一覧
くるみ函入り 312ページ 上製
定価:2,800円+税 総額を計算する
ISBN 978-4-8397-0122-2 (4-8397-0122-9) C0092
在庫あり
奥付の初版発行年月:2005年05月
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間違いなく私の文学の出発は詩作だった……散文を書いていくために欠かすことの出来ないエチュードだと考えて、折にふれ内部から衝き上げてくる言葉を詩のかたちで書き留めていた。私の文学の源泉に詩があるのは明らかであり、秘かに「私は詩人だ」と思い続けてきた。(あとがきより)
目次
第一部(1950~1971)
錆びた言葉
林
林
蒼い言葉
秋日
こわれる
男に
あけがた
憎しみ
ジュラルミンの指
うまくゆかない恋
砂丘
悪夢
別れ
ジギタリス
蒼い領布(ひれ)と虹
雲と薄
武蔵野 春の花
武蔵野 秋の花
立川風景
日本の街
機械の向かう風景
黒い汚点(しみ)
苔寺
雲と薄
矛盾への憧憬
地上の階段
江戸川風景
会話
殺人の街
栄養士になりに夜間高等学校にゆく少女
春菊
ニコニコ座の娘
ミヨちゃん
つばめ
ビキニからやってきたつばめ
新生
恋の甕
毒薬
かひこ
新生
恋
海月(くらげ)
妊娠
指
浜辺の恐怖
自由の喪失
錆びた言葉
春日
鮭
消えた色
懶惰な欲望
暮し
かたおもい
錆びた言葉
無人島の夢
第二部(1972~2005)
むかし女がいたヨリ
炎(も)える琥珀ヨリ
雲を追いヨリ
拾遺詩篇
ガラスの球(ボール)
王女の涙
ゆく舟
「絵姿女房」から
「瓜子姫とあまんじゃく」から
あとがき
大庭みな子年譜
版元から一言
大庭みな子の詩業における集大成。
過去に発表したすべての作品を収録。
著者プロフィール
大庭 みな子(オオバ ミナコ)
1930年、東京生まれ。津田塾大卒。68年、処女作『三匹の蟹』で群像新人賞、芥川賞を受賞。代表作に、谷崎潤一郎賞作『寂兮寥兮(かたちもなく)』、野間文芸賞作『啼く鳥の』、川端康成文学賞作『赤い満月』など。小説の他にも、詩、エッセイ、評論、翻訳など幅広い著作を生み出している。芥川賞など数々の賞の選考委員もつとめた。
上記内容は本書刊行時のものです。本文挿画/伊藤若冲『玄圃瑤華』
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