発行:めこん
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A5判 180ページ 上製
定価:2,500円+税 総額を計算する
ISBN978-4-8396-0196-6(4-8396-0196-8) C0036
在庫あり
奥付の初版発行年月:2006年05月
書店発売日:2006年05月15日
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フィリピン女性の出稼ぎ、移住、結婚、日本社会におけるインパクトについて、本格的に調査・考察したはじめての本です。
目次
第1章 フィリピン女性による日本への出稼ぎ
第2章 フィリピン-日本国際結婚
第3章 農村花嫁:業者仲介による結婚
第4章 日本社会におけるフィリピン女性:固定観念を崩す
第5章 異文化間結婚と日本男性
第6章 日本を第二の故郷に:多文化共生を求めるフィリピン女性
前書きなど
フィリピン女性と日本人男性との結婚が日本で増えてきた。この本で私たちは、こうした国際結婚をめぐる様々な側面を取り上げてみた。第1章では増加の背景として、日本へのフィリピン女性の移民労働まで遡り、第2章では日比結婚の概況や実情、第3章ではフィリピン人「農村花嫁」の問題を検討してみた。次いで第4章では「ジャパゆき」「花嫁」という在日フィリピン女性に対するイメージを検証した上、日本で生活する様々なフィリピン女性を紹介し、そうしたイメージが偏っているのではないかということを論じた。第5章ではフィリピン女性と結婚した日本人男性に焦点を当て、異文化体験や妻とのやり取りを通じて、彼らが視野を広げたり、生き方を見直すようになる過程を明らかにしようとした。第6章では、フィリピン女性による地域経済・社会への貢献、子どもの教育、文化の継承、ネットワーク活動などを紹介し、日本における定住と多文化共生について考えてみた。最終章はエッセイ風に、フィリピン・ネグロスと日本における経験を振り返り、異なった文化を体験し、理解することの大切さ、ひいては多文化共生の大切さを記してみた。
なお、多文化共生というのは異なった文化的背景を持つ人々と公平、平等にともに生きるという原理である。日本社会で外国人が増える中で、この視点が大切になってきた。フィリピン-日本国際結婚によって、フィリピン女性が数多く日本に移り住むようになった。そこで多文化共生について、もっと考えてみたいと思った。
著者プロフィール
佐竹眞明(サタケマサアキ)
四国学院大学教授、名古屋学院大学外国語学部国際文化協力学科教授。
1987〜89年、97〜98年、フィリピンのアテネオ・デ・マニラ大学フィリピン文化研究所の客員研究員。留学中、ダアノイと知り合い、90年結婚。
メアリー・アンジェリン・ダアノイ(メアリーアンジェリンダアノイ)
フィリピンのアテネオ・デ・マニラ大学大学院修士。四国学院大学文学部英文学科講師。
フィリピンの宗教・文化、および英語を教える。
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