発行:めこん
この版元の本一覧
A5判 168ページ 並製
定価:1,900円+税 総額を計算する
ISBN978-4-8396-0175-1(4-8396-0175-5) C0030
在庫あり
奥付の初版発行年月:2004年06月
書店発売日:2004年06月30日
※版元より営業日2~5日でお届けします
※お支払いは郵便振替(到着後後払い)・クレジットカード(VISA、MasterCard、DC、JCB、AMEX、Diners、Nicos、UFJ)がご利用になれます
他のオンライン書店で購入※リンク先の書店では、お取り扱いしていない場合があります。あらかじめご了承ください
アマゾン|boople.com|紀伊國屋BookWeb|ブックサービス|ビーケーワン|セブンアンドワイ紹介
マラッカ3国—マレーシア、シンガポール、インドネシアの魅力を綴った、実に楽しく、ためになる本です。人々の日常生活、珍しい動物や昆虫、セパタクローやシラットなど伝統のスポーツ、宗教行事、呪術師や奇祭など、176点のカラー写真。豊富な現地体験にもとづく愉快なエピソード。読み進むうちに、いつのまにか、この3国についての基礎知識が身についていきます。
目次
第1部 マラッカ3国の人と社会
第1章 マラッカ3国(インドネシア・マレーシア・シンガポール)の概要
第2章 華人社会
コラムⅠ-1:華人ネットワークの実力
第3章 マレー人社会
コラムI-2:イスラム復興主義
第4章 インド人社会
コラムI-3:真のアジア主義者とは
第5章 中国とシンガポール——対日観をめぐる比較
第2部 マラッカ3国の呪術・伝承とスポーツ
第6章 ドゥクンと童占——呪術とシャーマンの世界
コラムII-1:クアンタンの露店商
第7章 マラッカ3国の伝承と怪談
コラムII-2:ガルーダ・天狗・山伏の関係
第8章 華人文化と伝統スポーツ 獅子像と獅子舞——シンガポールと沖縄の比較
コラムII-3:石敢當と亀甲墓、墓参りの話
第9章 マレー伝統球技セパタクローの考察
第10章 マレー武術シラット考
第3部 マラッカ3国の自然
第11章 珍獣を訪ねて——マラッカ3国の動物園めぐり
コラムIII-1:オサガメに会えなかった話
第12章 シンガポール博物誌
コラムIII-2:ラヤンラヤンの自然
前書きなど
早いもので、東南アジアと付きあいだして20年余りになる。最初は会社員として1年、
後に研究者として2年間、足掛け3年シンガポールに駐在し、同国国内とマレーシア、インドネシアを含めたマラッカ3国を巡った。大学の教員になった今でも東南アジア熱は冷めず、毎年春夏の休みに合わせて4週間前後は現地でフィールド・ワークをしている。専門が政治学なので、現地の内政、外交に関わる諸政策の動向を追いかけている。
だが、この本で取り上げるテーマは、マラッカ3国の社会・文化・自然であり、政治学の研究に直接関わるものではない。筆者が生活し、フィールドに出て行く中で得た、現地の華人・マレー人・タミル人(インド系)などの各エスニック・グループの人々の祭礼や呪術、伝統スポーツと、現地の自然についての見聞を、それらについての文献の情報と対置して綴ったものである。言ってみれば、本来の研究の「周辺」に位置する事象であるが、筆者はそれなりの重要性を持つテーマであると考えている。
それは、1つにはこれらのテーマが、各エスニック・グループの社会に入っていかないと触れることも理解することもできないものが多いからである。伝統スポーツなどの中には、市販されているルール・ブックなども少なく、彼らの中に友人を作ってはじめて、接する機会が得られるものも多かった。ましてや、彼らの個々の対日観などの内面的なものについては、なおさらそうである。政府刊行物などでは得られない一般の人々の生の声に触れることは、日本との関係を考える上でも、重要である。
また、各エスニック・グループの祭礼や、呪術、怪談などに触れる機会が増えていくと「ああ、この話は日本にもあるな」と、アジアとしての地域的な連帯を感じさせるものがある一方で、「同じ人間なのに、どうしてこうも違うのか」と、日本人との考え方の違いに
驚かされる場合も出てきた。柳田国男ではないが、地域間の比較の視座を取り入れることで、日本との社会・文化的な距離について、様々の示唆を得ることもできるのである。
そうやって身体で感じてきたものを、より多くの方に伝えることができればと思って折々に書き溜めてきたエッセイが、本書のベースになった。趣味の写真をふんだんに取り入れ、初めて東南アジアに触れる人でも興味が持てるように工夫したつもりである。……
版元から一言
マラッカ3国—マレーシア、シンガポール、インドネシアの魅力を綴った、実に楽しく、ためになる本です。人々の日常生活、珍しい動物や昆虫、セパタクローやシラットなど伝統のスポーツ、宗教行事、呪術師や奇祭など、176点のカラー写真。豊富な現地体験にもとづく愉快なエピソード。読み進むうちに、いつのまにか、この3国についての基礎知識が身についていきます。類書のないお薦め本です。
著者プロフィール
佐藤孝一(サトウコウイチ)
1960年、東京都に生まれる。東京都立大学大学院社会科学研究科政治学専攻博士課程単位取得退学。桜美林大学国際学部教授、東京外国語大学兼任講師。
著書 『ASEANレジーム』(勁草書房、2003年)、東アジア市場統合への道 中国とFTA』(共著、勁草書房、2004年)、『東アジア地域主義と日本外交』(共著、日本国際問題研究所、2003年)、『転換期のASEAN 新たな課題への挑戦』(共著、日本国際問題研究所、 2001年)、など。専門は国際政治学。
※版元より営業日2~5日でお届けします
※お支払いは郵便振替(到着後後払い)・クレジットカード(VISA、MasterCard、DC、JCB、AMEX、Diners、Nicos、UFJ)がご利用になれます
タグで関連している本:
- 瀾滄江怒江伝
- 中東・北アフリカの音を聴く
- 青春を貫くブルー、グリーン、ホワイトの冒険
- アフリカ「裏」旅行
- インドの玉手箱とつながりの魔法
- 北京故宮散策事始め
- バルト海の風と波
- サドゥ
- 危ない世界一周旅行
- 神の国 ネパールヒマラヤ
- ぶらりあるきミュンヘンの博物館
- ビルマとミャンマーのあいだ
- アイスランド紀行
- 写真で歩く中国江南の町並み
- 祈る子どもたち
コメントとトラックバック »
まだコメントとトラックバックはありません
TrackBack URI : http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-8396-0175-1.html/trackback/
