東南アジアの美術
フィリップ・ローソン, レヌカー・M:訳, 永井文:訳, 白川厚子:訳
発行:めこん
この版元の本一覧
A5判 426ページ 並製
定価:1,800円+税 総額を計算する
ISBN978-4-8396-0172-0(4-8396-0172-0) CC0030
在庫あり
奥付の初版発行年月:2004年03月
書店発売日:2004年03月15日
※送料は無料です
※版元より営業日2~5日でお届けします
※お支払いは郵便振替(到着後後払い)・クレジットカード(VISA、MasterCard、DC、JCB、AMEX、Diners、Nicos、UFJ)がご利用になれます
タグは版元ドットコム事務局で編集することがあります。
あらかじめご了承下さい。

紹介

カンボジアを中心にタイ、ラオス、ビルマ、ベトナム、インドネシアの遺跡、彫像、彫刻の歴史的意義と美術的価値を詳しく紹介。カラー口絵37ページ、本文中の写真300点満載。長らく翻訳が待たれていた名著の完訳です。本格的な解説書の刊行は初めてです。

目次

目次
第1章 インドシナ
第2章 初期アンコール美術
第3章 アンコール古典期
第4章 チャンパ
第5章 シャムとラオス
第6賞  ビルマ

前書きなど

フィリップ・ローソン著『東南アジアの美術』と私との出会いは1987年にさかのぼる。夫の転勤地スリランカからバンコクへ戻った私は、バンコク国立博物館ボランティアの仲間たちと美術の勉強をしていた。ボランティア活動の主体はバンコク国立博物館内でのガイドであったが、歴史と美術に関するスタディーグループも盛んであった。
 そんな時、運命に導かれたというか、ある時にふと手に取った本がローソンの『東南アジアの美術』であった。著者の名に馴染みはなかった。東南アジアあるいはインドシナ専門家として、文献目録でフィリップ・ローソンの名を見たことはなかった。いわば「通俗的」な顔で街の書店に並んでいた本を、内容にあまり期待はしていないで読みはじめたのであったが・・・・・面白かったのである。おりしも勉強会が計画されていたクメール美術の章から読み始めた私は、たちまちローソン氏の虜になってしまったのである。
 ローソン氏に導かれるままに、プレ・アンコール期の巨大石像の「官能的な面のひろがり」を追い、その正面性に魅せられた頃、私はクメ−ル彫像を「観る」戸口に立っていたのであろう。しかし、カンボジアはまだ「近いが、遠い国」であった。憧れの古代都市アンコールは何時訪れることが出来るのか、見通しはなかった。クメール美術の中で、それまでに実際に見て、知っていたのは、バプアン期とバイヨン期くらいであったろうか。タイ東北部で10世紀から11世紀にかけて盛んに造られたバプアン様式の寺院は、ピマーイやパノム・ルンをはじめとして、バンコクから容易にアクセスできたし、13世紀にジャヤヴァルマン7世がチャオプラヤー河を越えて西覇した跡にはバイヨン様式の美術がふんだんに残されていた。この二つの美術期の遺品についてのローソン氏の指摘は納得でるものであったし、その理解を通じて他のクメール美術期に目が開いた感じを得た。
 しかし、何と言っても、まだアンコールを見ていないのである。アンコール・ワットとアンコール・トム間の距離が1キロと聞いても、それが実際にはどのような景観になっているのか想像もつかないのであるから、バンティエイ・シュレイやアンコール・ワットを讃えるローソン氏の半ば詩文のような描写は分かるはずはない

版元から一言

東南アジアの遺跡、美術品の超豪華な解説書です。カンボジアを中心にタイ、ラオス、ビルマ、ベトナム、インドネシアの主要な遺跡と彫刻・彫像の歴史的意義と美術的な価値を詳しく説明。長年翻訳が待たれていた名著の完訳です。写真300枚。冒頭に32ページのカラー写真による口絵を付けました。

著者プロフィール

フィリップ・ローソン(フィリップローソン)

イギリスの著名な美術者であり彫刻家。インド、中国、チベット、東南アジアの美術を欧米に紹介し、多くの著作を残した。

レヌカー・M(レヌカーエム)

1940年 生まれ
1963年 国際基督教大学教養学部社会学科卒
東京都立大学社会学科修士課程(社会人類学専攻)、在学中にインド奨学金によりデリー大学留学
立教大学文学部史学科博士課程終了(地理専攻)
1971年 タイに居住する
1972年 バンコク国立博物館ボランティアガイド日本語グループを創設
現在  「レヌカーの旅」を主催するレヌカー&カンパニー社を経営している
著書: 『タイの花鳥風月』めこん社
訳書: スパットラディット・ディサクン著『タイ国の美術』井村文化事業社 他

永井文(ナガイアヤ)

1954年 生まれ
1979年 東京工業大学大学院修士課程終了(電子科学専攻)
1987年 タイに渡る
バンコク国立博物館ボランティアガイド日本語グループ17期として活動
1993年 帰国
1996〜1999年 タイに渡り、バンコク国立博物館ボランティアガイド日本語グループに再び参加

白川厚子(シラカワアツコ)

白川厚子(しらかわ あつこ)
1954年 生まれ
1976年 大阪大学人間科学部卒
1987〜90年 アラブ首長国連邦アブダビ在住。湾岸戦争のため帰国
1996〜2001年 タイ、バンコクに暮らす。
バンコク国立博物館ボランティアガイド日本語グループに25期として参加
2001年 日本に帰国

※送料は無料です
※版元より営業日2~5日でお届けします
※お支払いは郵便振替(到着後後払い)・クレジットカード(VISA、MasterCard、DC、JCB、AMEX、Diners、Nicos、UFJ)がご利用になれます


    タグで関連している本:

コメントとトラックバック »

まだコメントとトラックバックはありません

TrackBack URI : http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-8396-0172-0.html/trackback

コメントをどうぞ

お寄せいただいたコメントは、当サイトに掲載されますが、内容によっては削除させていただく場合がございます。なお、コメントへの回答は原則としていたしておりません。当サイト・著者・各版元へのお問い合わせの際は、お問い合わせフォームをご利用下さい。

▲ページの上端へ