韓国で働く
笹部佳子
発行:めこん
この版元の本一覧
四六判 272ページ 並製
定価:1,500円+税 総額を計算する
ISBN978-4-8396-0169-0(4-8396-0169-0) C0030
在庫あり
奥付の初版発行年月:2004年03月
書店発売日:2004年04月05日
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紹介

‘02年ワールドカップ日韓共同開催以来、日韓の距離は縮むばかり。韓国のTV番組「冬のソナタ」が日本で爆発的にヒットし、隣の国への視線は益々熱がこもる。TV、映画、音楽と文化交流だけではなく人的交流も盛んになる今、韓国人の熱い情熱に負けない逞しさで、韓国社会で活躍する日本人たちを紹介します。定年後の人生を賭けた放送人。がんと闘う女性企業家。韓国のロックにしびれるミュージシャン。韓国で一番有名な名物大学教授などなど、17人が登場。成熟した日本社会が失った、活気に溢れ、豊かな未来を信じる元気な韓国社会で奮闘する彼らの姿はまぶしいくらい羨ましい。もちろん、ビザの取得、韓国語を学ぶための情報、仕事探しなど働くための情報、家探しや運転免許の取得、銀行口座の開き方など生活のためのノウハウも満載。

目次

●まえがき———不思議の国 韓国  愛すべきケンチャナヨ
●インタビュー
特許事務所勤務・大学講師・演劇コーディネーター・陶器店経営・TVディレクタ・美容院経営・旅行会社勤務・レストラン社長・ロックミュージシャン・モバイルコンテンツ会社勤務・日本語放送校閲委員・エステ経営・在外大使館専門調査員・日本語教師・TVカメラマン・コピーライター・経営コンサルタント
あとがき………雨音は「パジョン」のしらべ
●インフォメーション
旅立つ前に ①日本からの荷造り ②入国の際のビザ
日常生活 ①韓国の物価は本当に安いか? ④韓国人の給料は? ⑤一ヶ月の生活費は? 
住まい ①月貰(ウォルセ)と伝貰(チョンセ)
仕事を探す ①仕事の見つけ方 ②現地採用の労働条件 ③韓国で働く先輩からの率直なアドバイス
ビザ ①ビザ ②外国人登録 ③出国と再入国
交通・運転免許 ①国際免許に免許を書き換える ②韓国の免許に書き換える ③現地で取得する
銀行 ①口座を開く ②日本から韓国への送金
電話とインターネット
健康管理 ①韓国で気をつける病気 ②病院
韓国語・経済・ソウル市内のホテルリスト・関係機関リスト

前書きなど

不思議の国 韓国
愛すべきケンチャナヨ
韓国で生活をしていると「ケンチャナヨ」という言葉を嫌になるほど耳にする。実際、韓国人を理解する上で、最も重要な言葉は「ケンチャナヨ」かもしれない。

 「遅刻してすみません」と誤ると「ケンチャナヨ」
 「明日のテスト上手くいくかしら?」と聞けば「ケンチャナヨ」
 「この書類、明日までに間に合わないんじゃないですか?」と指摘をすれば「ケンチャナヨ」
 「あの彼どう?」と冷やかすと「ケンチャナヨ」
「どこか体の具合でも悪いの?」と声を掛けると「ケンチャナヨ」
「トイレのドアが閉まらないんですが」と管理人に訴えると「一人暮らしじゃないかケンチャナ」

この「ケンチャナヨ」は一見頼もしそうに見えるが、韓国で生活する外国人には実に厄介で理解に苦しむ言葉でもある。なぜなら「ケンチャナヨ=大丈夫」という意味とは裏腹に大半が「UNケンチャナヨ」なケースで、韓国人の「ケンチャナヨ」を信じたばかりに痛い目にあったという外国人は少なくないからだ。もちろん外国人の中には何でも「ケンチャナヨ」が通用するおおらかさが好きだと言う人もいるが、他人に対して寛大な社会は、自己の甘えをも生み出し、『懐の広い人』であることを強要され、遅刻、ドタキャン当たり前の傍若無人な振る舞いさえも容認せざるを得ない結果を招く。そのためか韓国人はすっかり信用を失い「いい加減だ」「約束を守らない」「うそつきだ」などと言われ「ケンチャナヨ」はルーズな国民性を揶揄する代名詞として定着してしまった。
私が韓国に住み始めたのは3年前。当時、韓国語はもちろん、韓国のことは何一つ知らなかった。

版元から一言

 二○○二年ワールドカップ日韓共同開催以来、日韓の距離は縮むばかり。韓国のTV番組「冬のソナタ」が日本で爆発的にヒットし、隣の国への視線は益々熱がこもる。TV、映画、音楽と文化交流だけではなく人的交流も盛んになる今、韓国人の熱い情熱に負けない逞しさで、韓国社会で活躍する日本人たちを紹介します。定年後の人生を賭けた放送人。がんと闘う女性企業家。韓国のロックにしびれるミュージシャン。韓国で一番有名な名物大学教授などなど、 人が登場。成熟した日本社会が失った、活気に溢れ、豊かな未来を信じる元気な韓国社会で奮闘する彼らの姿はまぶしいくらい羨ましい。もちろん、働くための情報、生活のためのノウハウも満載。

著者プロフィール

笹部佳子(ササベヨシコ)

フリーアナウンサー、ライター。福岡県出身。神戸学院大学卒業後、NHK富山放送局でキャスターとして番組を担当以降、アナウンサーとして活動を開始。郷里福岡に帰郷後はフリーアナウンサーとして、テレビ、ラジオの報道、情報番組などで活躍。2000年ワールドカップを目前にした韓国の熱気を体感しようと単身留学。韓国語を学びながらフリーアナウンサー、ライターとして取材活動を続けている。実生活での経験と地の利を生かしたリポートに定評がある。

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