木下 昭
発行:不二出版 この版元の本一覧
A5判 330ページ 上製
定価:5,800円+税 総額を計算する
ISBN978-4-8350-6195-5 C3030
在庫あり
奥付の初版発行年月:2009年05月 書店発売日:2009年06月01日
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紹介

本書は、日本での先行研究がきわめて限られているフィリピン系アメリカ人のアイデンティティを、フィールドワークをもとに、主にエスニック学生組織を考察対象として、エスニシティとナショナリズムの交錯、遠隔地ナショナリズムの形成を丹念に描いた好著である。

目次

序章
第1章 国民とは何か、エスニシティとは何か-移民研究の視点から
第2章 フィリピンからアメリカへ
第3章 大学におけるアメリカの多文化化-学生組織の活動とエスニック・スタディーズ
第4章 学生組織に表象されるエスニシティ-日系組織との比較から
第5章 告発されるフィリピン生まれへの「いじめ」
第6章 民族舞踊とフィリピンの国民統合
第7章 渡米した舞踏とコロニアリズム
第8章 「国境を越えた」国民統合-フィリピン政府の移民政策
第9章 よき祖国を求める学生たち-遠隔地ナショナリストを生み出す背景
終章 現代移民と国民国家

著者プロフィール

木下 昭(キノシタ アキラ)

2007年京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程共生文明学専攻修了。現在、立命館大学、京都女子大学非常勤講師。著書『地域研究の課題と方法-アジア・アフリカ社会研究入門実証編』(共著 文化書房博文社 2006年)『日本帝国をめぐる人口移動の国際社会学』(共著 不二出版 2008年)『中国残留日本人という経験-「満洲」と日本を問い続けて』(共著 勉誠出版 2009年)他。

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