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漢方に学ぶ病気のからくり
健康で明るい人生への知恵
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2014年9月
- 書店発売日
- 2014年9月10日
- 登録日
- 2014年8月11日
- 最終更新日
- 2019年6月20日
紹介
「寿命に限りがあることを理解する」という理念のもと、患者と向き合って漢方治療の新たな可能性を模索している医師が病気の正体、健康管理、漢方の効用をわかりやすく解説。
目次
1.漢方的発想とは
『漢方雑感』コーナー開設に当たって/今なぜ漢方的発想が必要か/冬に悪くなる病気/漢方薬をいつまで飲むか/痛みは危機回避のシグナル/年をとること―骨のレントゲン写真の観察から―/身体は借り物、魂の乗り物/死生観/人体の丈夫さは胃腸の丈夫さ/偏らない心、こだわらない心、とらわれない心/既成の医学では共感できない現状をどうするのか/危険を承知でなぜ寒行をするのか/瞑想は誰にでも開かれた健康法/薬が効くことと病気が治ることの違い/人体の耐用年数は?/身体の声を聴こう/死生一如の現実を受け止めれば大安心/表に出にくい診療のコツ/病因の七情以前にも目を向ける/生命の限界を知って存分に生きる/前向きに希望に向かって生きる医学的背景/金のかからない医療/糖尿病患者が一億人もいる中国
2.人はなぜ病気になるのか
膝の痛みの根本原因は腰椎骨盤の歪み/人はなぜ病気になるのか/健康を保つ合言葉は「継続は力なり」/現代の象皮病/唇が渇きやすいのは/鼻は最も冷えやすい部位/子供たちを診て思うこと/最近子どもの治療で教えられたこと/冷え症の背景にある栄養バランスの問題/気圧と自律神経/思うこといわざるは腹ふくるるわざなり―井戸端会議のすすめ/ガスがたまって腹が張る/人生が明るくなる/母児同服という漢方薬の飲み方/自己免疫疾患と心の問題/「瘀血」は西洋医学にはない考え方/わかりにくい「不定愁訴」/生活不活発病、廃用症候群/最近外来で見る不定愁訴の二つのタイプ/わかりにくい発熱の症例/水を巡らす肺の働き/人生の重荷/最近学んだ子どもの漢方治療のコツ/砂糖中毒症候群/甲状腺ホルモン剤治療でも改善されなかったが……/ホルモンと漢方/生理と漢方/気について/肝気とは何か
3.自分でできる健康管理
水の問題/甘いものの摂りすぎは腎を弱める/運動したあとは温かいものを少しずつ補給したほうがよい/五苓散の話/体調管理はこまめな体温維持から/運動は自分の体の許す範囲であせらずに/秋から冬の天候と健康/なぜ春から夏にかけて皮膚病が悪化するのか/病蔵に入れば半死半生なり/更年期はライフスタイルを見直す時期でもある/梅雨時の漢方/漢方的に睡眠を考える/節電反動冷え/体調を乱す禁断症状/最近天気がおかしい/木枕テスト/暦の季節と実際の気候のギャップ
4.病気の治療と漢方の効用
熱中症を予防するには/アトピーでステロイドをやめるとどうなるか/アトピー性皮膚炎で気付いたこと/帯状疱疹は外来でも治療できる/ほとんどの腰痛は腰椎骨盤の歪みの蓄積と筋肉の血流低下が原因/顎関節の異常の基は頸椎にある/気候の変化で人体に何が起こるか/たかが「しゃっくり」というなかれ/漢方薬でハブ咬傷の治療はできるか?/新型インフルエンザへの対応/自分が風邪を引くとき/逆流性食道炎を漢方ではどのように治療するか/逆流性食道炎の根本的治療/慢性前立腺炎を漢方的発想で治療する/耳鳴りにあまり神経質にならないように/今日からあなたの人生は明るくなります/炭水化物ゼロダイエット/低炭水化物ダイエットにドラマティックな変化が……/低炭水化物ダイエットの最近の動向/不定愁訴のキーワードは頸椎の異常/便秘の治療/漢方薬の投与量
上記内容は本書刊行時のものです。