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エア・パワーの時代
原書: The Age of Airpower
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2014年1月
- 書店発売日
- 2014年2月24日
- 登録日
- 2013年11月8日
- 最終更新日
- 2022年2月7日
紹介
19世紀末のエア・パワーの誕生から現代まで、軍事史における役割と意義を再評価し、その将来を述べた
The Age of Airpower(2011年刊)の全訳版。
中東やアフリカで一世紀にわたって行われたエア・パワーによる航空警察活動やゲリラ戦の歴史を踏まえて問題点を抽出した「第五部 住民の中の戦争」はこれまでの本に見られないユニークな内容。
通説を疑ってかかるリベラルでラディカルな批判精神が随所に見られる。
目次
日本語版への序文
はじめに
第一部 大空へ、1900年~1939年
1.出自と始まり/2.乗り越えた試練/3.ビジョン、組織そして試練/4.戦争と戦争の狭間
▼第二次世界大戦開始以前の航空戦の出現と発展を要約して紹介
第二部 史上最大の戦争、1939年~1945年
5.勝利から膠着状態へ/6.工場の戦い、頭脳の戦い/7.閉じられた包囲/8.空母の戦いから最終決戦まで
▼第二次世界大戦中に行われた航空作戦と作戦を詳細に分析
第三部 目新しい戦争、1945年~1991年
9.支配的な要因/10.ジェット機とヘリコプター/11.ミサイル、衛星そして無人機/12.書物の中の戦争
▼次の世界大戦がほとんど間近に迫っていたように感じられたものの、どういうわけか決して勃発することはなかった冷戦での対立に着目
第四部 小規模戦争、1945年~2010年
13.海軍航空の黄昏/14.朝鮮からシナイ半島へ/15.シナイ半島からテヘランへ/16.見当違いの勝利
▼超大国を除くありとあらゆる種類の敵に対して実行された航空戦をテーマに
第五部 住民の中の戦争、1898年~2010年
17.最初の40年間/18.敗北と撤兵/19.あまりにも遠い戦争/20.ヴェトナムを越えて
▼暴動、ゲリラ、テロリズムそして「非三位一体の戦争」と同様の戦争において、エア・パワーを行使する取組みについて一世紀にわたる歴史を分析
最終章 凋落、1945年以降?
訳者あとがき
前書きなど
★「私は本書で、何をすべきとは言わないまでも、少なくともエア・パワーの起源や発展の道筋、最も重大な課題、そしてあらゆる要素を考慮に入れた上で、どこに向かっていくのかを説明しようとした。誰かが言っていたのだが、本書は地図のようなものである。持ち主に行先は告げないかもしれない。しかし少なくとも、道がどの方向に向かっているのか、そして、その道は利用できるかどうかを示してくれるであろう」
(「日本語版への序文」より)
上記内容は本書刊行時のものです。