うつ病論―双極Ⅱ型障害精神医療52号
『精神医療』編集委員会:編
発行:批評社
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B5判 136ページ 並製
定価:1,700円+税 総額を計算する
ISBN978-4-8265-0492-8 C3047

奥付の初版発行年月:2008年10月
書店発売日:2008年10月20日
タグは版元ドットコム事務局で編集することがあります。
あらかじめご了承下さい。

紹介

かつてテレンバッハの『メランコリー』が翻訳紹介されたとき、その概念があまりにも当時の日本に合致していた事もあり、「メランコリー親和型うつ病」は普遍的な病像であるように錯覚された。しかし現時点で振り返ってみると、それは戦後復興期から経済成長を果たす過程での、勤勉を国是とした日本とドイツに特有の臨床像でしかなかったことが判明してきた。
バブル崩壊後の閉塞した状況に陥りつつある日本では、うつ病も蔓延・拡散し、その多くは双極Ⅱ型(軽躁とうつを反復する気分障害)となりつつある。その中で、人格障害と双極Ⅱ型の関係を捉え直し、「メランコリー親和型うつ病」の時代に等閑視されてきた躁状態を内包する混合状態への理解がもとめられている。そして何よりも臨床現場における精神看護・薬物療法を含む治療体勢を検証・構築することが焦眉の課題となっている。

目次

[巻頭言]うつ病論の現在と双極Ⅱ型——働くことの卑怯なとき(高岡健)
[インタビュー]双極Ⅱ型(内海健+[聞き手]高田知二)
総論:メランコリーの彼岸へ——軽症化・混合状態・非定型化(高岡健)
現代的なうつ病像の背景に何があるのか——メランコリー親和型の時代の後に(中村敬)
新種うつ病の様相と看護アプローチの模索(八木こずえ)
症例から考える双極Ⅱ型障害とパーソナリティ障害(林直樹)
向精神薬の意味論(熊木徹夫)
[インタビュー]軽症化・心理学化・非定型化と混合状態(森山公夫+[聞き手]高岡健)
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著者プロフィール

『精神医療』編集委員会(「セイシンイリョウ」ヘンシュウイインカイ)

浅野弘毅、阿保順子、岩尾俊一郎、犬飼直子、岡崎伸郎、岡村達也、河野節子、高岡健、高木俊介、野口昌也、芳賀幸彦、広田伊蘇夫、藤澤敏雄、松本雅彦、森山公夫によって構成される。



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