発行:批評社
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四六判 208ページ 上製
定価:2,000円+税 総額を計算する
ISBN978-4-8265-0442-3(4-8265-0442-X) C1039
在庫あり
奥付の初版発行年月:2006年05月
書店発売日:2006年05月25日
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紹介
今日、トチ餅は日本各地でお土産として販売されている。実はトチの木は東京の中心、霞ヶ関にも植生しており、夏の終わりには無料でトチの実を入手することができる。しかし、簡単に手に入るトチの実でも、それを食用にすることは現代でも意外と難しい、高度なアク抜きの技術が必要となってくる。そのトチの実は、遥か何千年も前の縄文時代から、日本各地で食されていた。なぜ、そしてどのようにして縄文人はトチの実の食用を可能にしていたのか?
現代に手に入れたトチの実を、文献を基に縄文時代の手法を用いてトチ餅にする過程をとおして、今なお息づく日本の食文化の歴史を辿る。
目次
序章 トチの実の産地は霞ヶ関
第一章 トチノキを究める/1 トチノキの植物学/2 トチノキの人文学/3 トチノキの応用学
第二章 アク抜きの食文化/1 アク抜きの科学/3 木の実食の民俗学
第三章 東京産トチ餅の味/1 木灰によるアク抜き再開/2 木灰を使わないアク抜き/3 東京産のトチは美味
第四章 縄文人はなぜトチの実を食べたか/1 縄文時代の概観/2 縄文時代の食料資源/3 縄文時代の人口/4 縄文時代の食料危機
第五章 縄文飢饉の原因に迫る/1 クリの衰退原因を見直す/2 クリに病害が大流行
第六章 木の実食の伝承/1 弥生時代/2 土師器時代以降
著者あとがき
参考文献
学名
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著者プロフィール
濱屋 悦次(はまや えつじ)
1929年東京都生まれ。東大農学部卒。農学博士。専攻は植物病理学。現在は各地の食文化についての情報を収集中。著書に『ヤシ酒の科学』(批評社)『植物組織培養』(朝倉書店)他、訳書に『セイロン島誌』(平凡社)など。
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