やまとことばの源流を辿る枕詞と古代地名
勝村公
発行:批評社
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四六判 240ページ 上製
定価:2,500円+税 総額を計算する
ISBN978-4-8265-0430-0(4-8265-0430-6) C1021
在庫あり
奥付の初版発行年月:2005年10月
書店発売日:2005年10月27日
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紹介

どのようにして国号「日本」が名づけられたのか?「飛鳥」はなぜ「あすか」と読むのか?日本語の語源を探求!

いにしえの日本においてやまとことばの成立とともに命名されたであろう古代地名は、その土地の自然環境を表し、人びとの思考・感情・信仰をあまねく投影したものである。そして枕詞とは原初のことばである古代地名と結びついた言霊であった。枕詞と古代地名から日本語の語源を辿る、和歌研究と日本語語源学に一石を投ずる一冊。

目次

はじめに
前編 枕詞の真相の解明
枕詞の謎/枕詞の研究史/枕詞を朝鮮語で解く暴挙/枕詞の呼称/従来の≪枕詞≫の定義は再考を要する/枕詞発生の時期を推察する/卑弥呼の鬼道/埋納された銅鐸の謎/枕詞と銅鐸は互物/籠の信仰/墳墓の意義/葬るの語源/マツリ・マツルの語源/タマとタマシイ/枕詞の謎を解く鍵/実名敬避と複名習俗/複合動詞/日本語は膠着語である/地名を膠着語で解く/冠水地名と崩壊地名が秘めるもの/本居宣長の神観念は疑問/上代特殊仮名遣/カミの語源/神の力能/【恋】を≪孤悲≫と表記した万葉仮名/甲類「毛」と乙類「母」/「ロ」の甲類と乙類/「ヨ」の甲類と乙類/「ソ」の甲類と乙類
後編 第一部 普通名詞の枕詞
あしひきの〜山/玉桙の〜道/草枕〜旅/ひさかたの/稲莚〜川/鯨魚取〜海/若草の〜妻/和草の〜花つ妻/玉梓の〜妹/秋草の〜結び/垂乳根の〜母/ちちのみの〜父・ははそばの〜母/紐の緒〜心/劒太刀〜名/名告藻の〜名/縄苔の〜名/さすたけの〜大宮人/うつせみの〜世・命・人/呉竹の〜世・弱竹の〜世/けころもを〜春冬/ふゆごもり〜春/ゆふづくよ〜暁/かきほなす〜人/ふたさやの〜家/ししくしろ〜黄泉/ちはやぶる〜神/ぬばたまの〜夜
第二部 古代地名と枕詞
あがこころ〜明石/ともしびの〜明石/ゐまちづき〜明石/あきかしは〜潤和、あさかしは〜潤和/あきかぜの〜千江/蜻蛉島〜大和/敷島の〜倭/そらみつ〜倭/小楯〜倭/日本の〜倭/あさつきの〜日向/麻蘓義の〜尾張/あさもよし〜紀/あしがちる〜難波/おしてる〜難波/あちをかし〜値嘉/あぢのすむ〜渚沙/あづさゆみ〜引津・周淮・春山・欲良/あまごもる〜三笠/いもがきる〜三笠/おほきみの〜三笠/きみがきる〜三笠/たかくらの〜三笠/あまとぶや〜軽/あまをぶね〜泊瀬/こもりくの〜泊瀬/あらたへの〜藤原・藤井・藤江/あられふり〜吉志美・鹿島・遠江・遠つ大浦/ありねよし〜対馬/あおによし〜奈良/韓衣服〜奈良/恋衣着〜奈良/弊帛を〜奈良/あをはたの〜木幡・葛城・忍坂/あおみづら〜依網/石上〜布留/石走る〜近江/いめたてて〜跡見、うかねらふ〜跡見/いめひとの〜伏見/いもがいへに〜伊久里/いもがそで〜巻来/いもがてを〜取石/いもにこひ〜吾/いもらがり〜今木/うちそを〜麻績、うちそやし〜麻績/うちえする〜駿河、うち寄する〜麻績/うちなびく〜草香、うちなびく〜春/味酒〜三輪/三諸つく〜三輪・鹿背/うまなめて〜高/うみをなす〜長柄・長門/太秦/日下/日下の〜蓼津/正親町/おおふねの〜香取/おきつとり〜味經/おきつもの〜名張/おくやまの〜眞木/おほくちの〜眞神/おほとりの〜羽易/かきかぞふ〜二上/かきつばた〜佐紀/かざはやの〜美保・三穂/かむかぜの〜伊勢/からころも〜立田/くさかげの〜荒藺・阿野/くしろつく〜答志/ことさけを〜押垂/ことさへく〜韓の崎・百済の原/ことひうしの〜三宅/こまつくる〜土師/こもたたみ〜平群/こらがてを〜纏向/ころもで〜常陸/ころもでの〜田上/ころもでの〜名木/ころもでの〜高屋/ころもでの〜眞若/ころもでを〜打廻/さきくさの〜中/さしずみの〜栗栖/さをしかの〜入野/しながとり〜猪名・安房/しなさかる〜越/しなたつ〜筑摩/しなてる〜片足羽・片岡/しなてる〜鳰の湖/しらくもの〜立田/しらすげの〜眞野/しらとほふ〜新治/しらぬひ〜筑紫/しらまゆみ〜今春・石辺・斐太/そらかぞふ〜大津/高北の〜久々利/たきぎこる〜鎌倉/たくひれの〜鷺坂・白浜/たくぶすま〜新羅/たたなづく〜青垣/たたなめて〜泉/たたみけめ〜牟良自/立雨降る〜行方/たちばなを〜守部/たまかぎる〜岩垣/たまかつま〜安倍・島熊/たまかつま〜逢ふ/たまきはる〜宇智/たまくしげ〜御室・三諸・蘆城・二上/たまだすき〜畝傍/たまはやす〜武庫/たまもかる〜敏馬・辛荷/たまもよし〜讃岐/たもとほり〜往箕/ちはやひと〜宇治/ちはやぶる〜宇治・鐘崎/つぎねふ〜山城/つのさはふ〜石見・石村/つまごもる〜矢野・屋上・室上・佐保/つゑたらず〜八尺/ときつかぜ〜吹飯/となみはる〜坂手/飛鳥の〜明日香/とほつひと〜松浦・猟道/とりがなく〜吾妻/なつくさの〜野島/なつそひく〜海上・宇奈比/なまよみの〜甲斐/にほどりの〜葛飾・息長/握飯〜筑波/はしたての〜倉橋・熊来/はだすすき〜久米・宇良/はるがすみ〜春日・井上/春日の〜春日/はるやなぎ〜葛城/ひなくもり〜碓氷/ひもかがみ〜能登香/ふさたおり〜多武峰/ふるころも〜真土/ほととぎす〜飛幡/まがなもち〜弓削/まかねふく〜丹生/ますがよし〜宗我/ますらをの〜手結/まそかがみ〜敏馬・南渕・二上/またまつく〜越/まとりすむ〜卯名手/みけむかふ〜城上・淡路・味原・南渕/みこころを〜吉野/みこもかる〜信濃/みすずかる〜信濃/みずくきの〜水城・岡/水依さす〜茨城/みつぎりの〜那賀/みづたで〜穂積/みつみつし〜久米/みはかしを〜劒/むまのつめ〜筑紫/ももきね〜美濃/百小竹の〜三野/ももたらず〜山田/ももづてふ〜磐余/やきたちを〜礪波/八雲立つ〜出雲/やへだたみ〜平群/やほたでを〜穂積/やまこえて〜遠津/やまのまゆ〜出雲/ゆふだたみ〜手向・田上・白月/よなばりの〜猪養/わがいのちを〜長門/わかこもを〜猟路/わがたたみ〜三重/わぎもこに〜淡海・淡路・逢坂、わきもこを〜去来見/をとめらに〜相坂/をみなへし〜佐紀

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著者プロフィール

勝村公(かつむらただし)

勝村 公(かつむら・ただし)
一九三三年生まれ。愛知県丹羽郡扶桑町柏森中屋敷一五七在住。扶桑町文化財審議委員、歴史民俗学研究会会員、「ネットワーク播隆」世話人、名古屋郷土文化会会員、尾北善隣史研究会会員。【論文】「尾張駅家馬津・新溝の解明」(『歴史研究』第二七七号)、「天正以前の木曾川流路と濃尾国境」(『歴史研究』第三二七号)、「偽書『武功夜話』と贋系図『前野氏系図』の検証」(『歴史民俗学15号』)他。郷土史研究誌『温故』月刊発行継続中。

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