発行:批評社
この版元の本一覧
A5判 208ページ 並製
定価:1,800円+税 総額を計算する
ISBN978-4-8265-0409-6(4-8265-0409-8) C0030
在庫あり
奥付の初版発行年月:2005年01月
書店発売日:2005年01月28日
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紹介
大都会よ、さようなら!
大都市一極集中の時代はすでに過ぎ去った。
都市生活の便利さと引き換えに、私たちが失ったものはあまりに多い。
人口減少が現実的になりつつある今日、周縁世界の豊穣と多様性の発見は、
少子高齢化時代を豊かに暮らすためのキーワードだ。
人と人の信頼の絆をもとに安心して暮らせるコミュニティの復権こそ、
地方分権時代のライフスタイルである。
大都市から周縁世界へ、国内編に加えて海外編・マレーシア報告を収録。
心豊かな生活をおくるための「場」としての地域紹介ガイドブック。
目次
序章
本書で登場する地域
第1章 朝霧高原[富士宮市・静岡県]
第2章 父島[小笠原村・東京都]
第3章 母島[小笠原村・東京都]
第4章 宮守村[岩手県]
第5章 石垣島[石垣市・沖縄県]
【断章/石垣島の離島桟橋】
第6章 中標津町[北海道]
【断章/中標津の牧童クラブ】
第7章 上勝町[徳島県]
第8章 屋久島[屋久町・鹿児島県]
第9章 東栄町[愛知県]
【断章/楽しみながら木材の有効利用】
第10章 穂高町[長野県]
第11章 上下町[現 府中市・広島県]
第12章 下田市[静岡県]
第13章 余呉町[滋賀県]
第14章 志雄町[石川県]
第15章 美深町[北海道]
【断章/ライダーはビフカを目指す】
第16章 与論島[与論町・鹿児島県]
第17章 知念村[沖縄県]
【断章1/久高島の土地改良】
【断章2/「内地」という呼び方について】
第18章 宮古島[平良市・沖縄県]
第19章 奄美大島・南部[瀬戸内町・鹿児島県]
第20章 奄美大島・北部[名瀬市・鹿児島県]
第21章 与那国島[与那国町・沖縄県]
第22章 久米島[久米島町・沖縄県]
第23章 生月島[生月町・長崎県]
第24章 周防大島[山口県]
第25章 竹富島/西表島/波照間島[竹富町・沖縄県]
【断章/西表の大型リゾートホテルにおもうこと】
第26章 馬路村[高知県]
【断章/高知の美味いもの】
第27章 伊平屋島[伊平屋村・沖縄県]
第28章 黒松内町[北海道]
第29章 南北大東島[南大東村/北大東村・沖縄県]
【断章/南大東島の味】
第30章 佐渡島[新潟県]
【断章/畑野の猿八】
マレーシアを訪ねて
「ロングステイ」という視点
第31章 ペナン島とキャメロンハイランドを歩く
第32章 ロングステイという暮らし方
第33章 マレーシアで暮らすための4つのレッスン
第34章 ボルネオ。その先のリゾートへ
あとがき
前書きなど
東京を離れてどこか自然の中で暮らす。東京でのマンション暮らしの日々、そのことをずっと考え続けていた。杉並区の賃貸マンションは格別の住み心地で、広々とした間取り、大きな窓から差し込む太陽の恵み、それらは目の飛び出る程の賃貸料を考慮しても納得のいくものだった。けれど東京という都会に辟易していた。
東京が好きだった。
それがどうしてこんなにも変わってしまったのだろう。人と、空気と、水。人が生活を送る上での大前提が、どこかで崩れてしまったような気がする。
7歳のときから東京で暮らしていた僕は、昭和30年代、それも東京オリンピック直前のエネルギッシュで何か明るい未来に突き進んで行く都市の空気を今でも思い出す。子供心にも具体的な実感を持って感じられ、その胎動が誇らしくさえ思えたものだ。都市が成長しその形が変貌を遂げて行くことは蜘蛛が自然必然的に美しい六角形のクモの巣を張るように、人間にとっても本能的なものだが、どこかでボタンを掛け間違ったようなその後の30年のような気がする。………………
版元から一言
パリ・ダカールラリー出場などでも知られる、山村雅康さんの単行本です。
写真家でもある山村さんですが、本書ではついひきこまれる文章もじっくり楽しめる1冊です。「田舎暮らし、ロングステイに関心のある」人、また、「やっぱり都会が好き」という人にもおすすめの、地に足の着いたエリアガイドとなっています。
●写真=山村雅康
●装丁=臼井新太郎
●組版=字打屋(西沢章司)/批評Design
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著者プロフィール
山村 雅康(ヤマムラ マサヤス)
フリーライター/国際ラリースト/カメラマン/ダイビングインストラクター。
1955年山口県生まれ、東京育ち。
国際ラリーストとしてアフリカのラリーに出場をしながら、取材・執筆・撮影活動を行う。得意なフィールドは、自然暮らし、モータースポーツ、海洋生態系、自然共生、そして沖縄時事問題から社会福祉までと幅広い。
主な著書に『沙漠のライダー/パリダカールの真実』(イースト・プレス)、「きみとオートバイ」(岩崎書店)などがある。
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