特集・「うつの時代」を撃つ!精神医療36号
「精神医療」編集委員会:編
発行:批評社
この版元の本一覧
B5判 112ページ 並製
定価:1,700円+税 総額を計算する
ISBN978-4-8265-0407-2(4-8265-0407-1) C3047
在庫あり
奥付の初版発行年月:2004年10月
書店発売日:2004年10月25日
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※版元より営業日2~5日でお届けします
※お支払いは郵便振替(到着後後払い)・クレジットカード(VISA、MasterCard、DC、JCB、AMEX、Diners、Nicos、UFJ)がご利用になれます
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紹介

若者のうつ、中年期のうつ、老年期のうつ状態の増大傾向は、「うつの時代」というやり直しがきかない社会の閉塞状況を反映したかのようである。年間3万人(実際は倍近い)の自殺者や過食・拒食症の子どもや大人、リストカッターという自傷行為の背後に「うつ」が忍びより、「うつ」の諸症状が「人格障害」とラベリングされている可能性もある。「やり直しがきかない」「取り返しがつかない」という心情こそ「とらわれの病理」である「うつ」の病理そのものである。社会学も交えた幅広い視点からこの時代の「うつ」の心的構造を解き明かす。

目次

巻頭言 「うつ」にとらわれた時代 ●高木俊介(たかぎクリニック)

座談会 拡散するうつ病〜depressionと「ありうべき社会」●宮台真司(社会学者、東京都立大学助教授)×香山リカ(精神科医、帝塚山学院大学人間文化学部人間学科助教授)×高岡 健(精神科医、岐阜大学医学部付属病院)×高木俊介(精神科医、たかぎクリニック)

老いを診る憂うつ—ぼけ予防・病名告知・臨終のとき ●山崎英樹(いずみの杜診療所)
アートとうつ病 ●彦坂尚嘉(美術家)
現代うつ病考 ●墨岡 孝(成城墨岡クリニック)
青年たちのうつ—ボーダー、リストカット、そして現代社会 ●木村一優(陽和病院) 
新自由主義下の拒食と過食—うつ病と摂食障害の関係 ●高岡 健(岐阜大学医学部付属病院)
うつ、今昔—松本雅彦氏へのインタビュー ●[聞き手]高岡 健+高木俊介 

コラム・連載 
[視点…2]精神保健福祉法2005年改正の争点—解体・再編か? マイナーチェンジか? ●岡崎伸郎
[引き抜きにくい釘…第5回]あからさまな花びら ●塚本千秋(岡山大学教育学部)
[老いのたわごと…第24回]忘れられない人々—(1) ●浜田 晋(東京都・浜田クリニック)
[書評]竹中星郎著『明解痴呆学—高齢者の理解とケアの実践』日本看護協会出版会(2004年5月刊) ●阿保順子(北海道医療大学)
[書評]大西 勝・太田順一郎[編著]『思春期外来——面接のすすめかた』新興医学出版社(2004年3月刊)●田中 究(神戸大学大学院精神神経科学分野)

関連リンク

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著者プロフィール

「精神医療」編集委員会(「セイシンイリョウ」ヘンシュウイインカイ)

浅野弘毅、阿保順子、岩尾俊一郎、犬飼直子、岡崎伸郎、岡村達也、黒川洋治、河野節子、高岡健、高木俊介、西澤利朗、野口昌也、広田伊蘇夫、藤澤敏雄、松本雅彦、森山公夫の16名によって構成される。(本号の責任編集者は高木俊介+ 高岡健)

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