新西遊記 第一巻
小島 一夫
発行:批評社
この版元の本一覧
A5判 144ページ 並製
定価:1,500円+税 総額を計算する
ISBN978-4-8265-0397-6(4-8265-0397-0) C0022
在庫あり
奥付の初版発行年月:2004年06月
書店発売日:2004年06月15日
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※お支払いは郵便振替(到着後後払い)・クレジットカード(VISA、MasterCard、DC、JCB、AMEX、Diners、Nicos、UFJ)がご利用になれます
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紹介

遙かなるアジアの原風景—ガンダーラ〜仏教、ヒンズー教、イスラム教の文明が交錯する混沌世界を訪ねて。

『西遊記』(玄奘『大唐西域記』)は中国・明の時代(1368年〜1644年)にできた長編読み物冒険記で、実在した玄奘(げんじょう・602〜664年)が三蔵法師のモデルと言われています。
 仏教の開祖、お釈迦さまの生まれたインド亜大陸へ教典の研究のために長安を発ち(629年)、シルクロードを西へ、西へとたどり、タクラマカン砂漠から天山山脈を越え、アフガニスタン、パキスタンを経てインドへと赴くのですが、そこで見たモノ、聞いたことは、まさに混沌の世界でした。
 1300年以上の歳月をへて、三蔵法師、いや玄奘和尚がたどった道をいま再びたどってみると…

 相貌を変えながらも今尚続く血みどろのカースト間紛争「カースト戦争」。イギリス植民地統治によって醸成され、ヒンズーvsイスラムの宗教対立と、国家戦略、<核>を含む兵器取引が絡み合うインド・パキスタン。「文明の十字路」から民族対立、利権を巡るソ連そしてアメリカの侵攻、国のあゆみとともに混乱を堆積し続けるアフガニスタン。

 歴史を遡る雲に乗って、飛行機に乗って、車で、ノートパソコンと変圧器を担ぎ徒歩で。三蔵を師と仰ぐ特派員によるインド亜大陸の混沌を持ち帰る旅、新西遊記・第一巻。


* 斬新なレイアウトで地図・写真を満載。

目次

*はし 新西遊記のこころ

■巻一 インド INDIA
ふみ一 お釈迦さまのお膝元に残るカースト
ふみ二 カースト戦争の憎悪
ふみ三 カースト戦争の現場
ふみ四 ジェット機空中衝突が証明するイスラム社会との関係
ふみ五 タブーということ
ふみ六 英国の植民地分断統治が生きている
ふみ七 血で血を洗うということ
ふみ八 ガンジージの非暴力は実態か?

■巻一〜二 カシミール KASHMIR
ふみ九 カシミール このややこしい問題
ふみ一〇 インドの本音とパキスタンの絶望的なやりかた
ふみ一一 カシミールの人たちのやるせなさ

■巻二 パキスタン PAKISTAN
ふみ一二 パキスタンに飛ぼう
ふみ一三 イッタリキタリのお国柄とブットさんの人生
ふみ一四 嗚呼、国境の街ペシャワル
ふみ一五 闇武器市場で核について考える

■ 捧 スカルドゥ SKARDU
日本人登山隊に捧げる

■巻三 アフガニスタン AFGHANISTAN
ふみ一六 “文明の十字路”が悲劇の根源であった

*ごあいさつ
*参考書籍/参考新聞

関連リンク

批評社のホームページ
小島一夫の好評既刊『デル・ピラール物語』

著者プロフィール

小島 一夫(こじま かずお)

1948年11月5日、東京都台東区にて出生。71年3月、早稲田大学政経学部卒業。4月、毎日新聞社入社。80年4月、社会部。サツ回り、警視庁、通産省など担当。86年4月、外信部。87年10月、マニラ支局。外信部副部長を経て93年8月、ニューデリー支局長。97年11月、帰国。以降も取材で再訪。英文毎日編集長などを経て現在紙面審査委員会委員。著書には『新・山谷ブルース』『デル・ピラール物語』(いずれも批評社刊)などがあり、10年に1冊のペースで刊行を続けている。

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