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ぼくはバクダン 細野 修一(著/文) - 七つ森書館
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ぼくはバクダン (ボクハバクダン) 絵ばかり描いていたあの頃 (エバカリカイテイタアノコロ)

児童図書
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発行:七つ森書館
B5判
32ページ
並製
定価 1,000円+税
ISBN
978-4-8228-1138-9   COPY
ISBN 13
9784822811389   COPY
ISBN 10h
4-8228-1138-7   COPY
ISBN 10
4822811387   COPY
出版者記号
8228   COPY
Cコード
C8795  
8:児童 7:絵本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
長期品切れ
初版年月日
2011年9月
書店発売日
登録日
2011年9月12日
最終更新日
2017年6月30日
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紹介

イラストレーター・細野修一氏が小学生時代に送った闘病生活の思い出を綴ったものです。幾度も手術のための入院を繰り返していた修一少年は、その間好きな絵ばかりを描いていました。これは後年イラストレーターになるきっかけでもありましたが、同時に現在の闘病生活の原因をも内包するものだったのです。

著者が最初の脳内出血で倒れたのは2008年12月26日。その治療の中で子供の頃の手術が原因である肝炎が発見されたのです。この絵本のイラストレーションのほとんどは、脳内出血が再発する2009年11月27日直前の秋に、利き手でない左手で描いたものです。自らの病の原点を見つめながら描き上げた作品からは、生きること、そのものへの思いが伝わってきます。

前書きなど

あとがき

僕は勉強が遅れてしまったけれど、闘病中に絵を描いたりプラモデルを沢山作ったりして、好きなこともいっぱいしました。そのおかげで僕は大きくなっても、そのまま絵を描く仕事をするようになりました。グラフィックデザイナーからイラストレーターになり、様々なプロジェクトで忙しく仕事をしました。仕事が大好きで、もうお医者はまっぴらという気持ちで、体調が悪くてもすっかり病院から遠ざかってしまいました。(中略)

僕はこれからもずっと絵を描いていくことでしょう。僕が杖で歩くと同じスピードで、少しずつゆっくりと。

僕の体と相談しながら描いていこうと思っています。

著者プロフィール

細野 修一  (ホソノ シュウイチ)  (著/文

1950年、神奈川県横浜市に生まれる。1973年、グラフィックデザイナー、イラストレーターとして独立し、圧倒的な描画力、たぐいまれなクリエイティブ力によって知られ、特に博物館などのディスプレイにおけるイラストレーションなどで高く評価されている。主な著作に、絵本『跡』(地底の森ミュージアム発行)など。

細野 千恵子  (ホソノ チエコ)  (

1950年、群馬県太田市に生まれる。有機農業の提携運動を始め、体にも動物にも環境にもやさしい暮らし方を追求するナチュラリスト。デザイン、イラスト、粘土クリエーターとして活動。1996年からはヨガインストラクターとして、カルチャースクール等で講座を持つ。

上記内容は本書刊行時のものです。