民間軍事会社が民主主義を蝕む戦争サービス業
ロルフ・ユッセラー:著, 下村 由一:訳
発行:日本経済評論社 この版元の本一覧
四六判 302ページ 上製
定価:2,800円+税 総額を計算する
ISBN 978-4-8188-2016-6 C0031
在庫あり
奥付の初版発行年月:2008年10月
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紹介

新しいタイプの傭兵は世界中に数十万人が活動する。
本来、軍や警察が担うはずの任務を遂行するのは、会社職員で、
敏腕マネージャーやコンピュータ、衛星放送の専門家までいる。
軍事関連業務の多くはサービス業になったのだ。
重大な罪を犯しても、彼らを裁く法はない。
内外の安全保障を、利潤を追求する民間軍事会社(PMC)に任せてよいのか。

目次

はじめに
第3版への序文
第1章 ビジネスとしての戦争
 1 世界中で暗躍する「新しいタイプの傭兵」
 2 民間軍事会社──新しいサービス業種
 3 多彩な発注者──「強い国家」、ビッグビジネスから反乱軍まで
 4 武力の世界市場で暗躍する民間軍事会社──四つのケーススタディ
第2章 グローバル化と「新しい戦争」
 1 戦争業、その小史
 2 東西紛争の終結──軍事サービス業の枠組みの変化
 3 パトロン・クライアント体制と闇経済──安全保障を求める新しい需要の展開    
第3章 危険な結果 
 1 戦闘的な協力関係──経済と民間軍事会社
 2 管理不可能──西欧諸国での武力の民営化
 3 見せかけの安全──「弱い国家」での国民総売出し
 4 人道支援団体──軍の陰で  
第4章 民間軍事会社抜きの紛争解決は?
 1 暴力市場か暴力独占か
 2 危機の防止と平和の確保
終わりに──民主主義をまもるためにはなにが必要か

著者プロフィール

ロルフ・ユッセラー(Rolf Uesseler)

フリーの研究者および著述家。1979年以来ローマで、反マフィア運動に携わり、マフィアの実態調査とその暴露にあたってきた。組織犯罪と闇経済、民営化と非民主化、マネーロンダリングと不正金融取引などを、主なテーマとする。

上記内容は本書刊行時のものです。

下村 由一(シモムラ ユウイチ)

千葉大学名誉教授

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