土作りから病害虫回避、有畜複合農業まで【解説】 日本の有機農法
涌井 義郎:著, 舘野 廣幸:著
発行:筑波書房 この版元の本一覧
B5判 320ページ 並製
定価:3,000円+税 総額を計算する
ISBN 978-4-8119-0329-3 C0061
在庫あり
奥付の初版発行年月:2008年05月 書店発売日:2008年05月26日
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紹介

有機農法をだれでも安心して取り組めるよう、土作りから病害虫回避、有畜複合農業まで、できるだけ平易に技術解説を試みた。

目次

はじめに「有機農業を志す人へ」
─舘野廣幸
はじめに「農、多様な生命との共生」
─涌井義郎

Ⅰ 環境保全型農業と有機農業
1.環境保全型農業
2.日本の有機農業の歴史
3.有機農業運動の理念

Ⅱ 有機農法の理解のために
1.技術と農法
2.有機農法とその技術の特徴
3.有機農法の特徴的な効果─例えば、土作りについて
4.有機農業の技術研究
5.技術の検証と普及のために必要なこと
6.用語について

Ⅲ 土作りの技術
1.土作りの意味と方法
2.根圏微生物のはたらき、拮抗作用
3.有用微生物群の活用、発酵有機物を使いこなす
4.緑肥作物
5.有機物マルチの効果
6.育苗土(床土)の作り方

Ⅳ 作物管理の技術
1.種子に関わる技術
2.育苗技術
3.は種と定植
4.除草対策
5.多品目栽培の効用
6.周年栽培化



Ⅴ 病害虫回避の技術
1.土作りによる作物の健全生育、病害虫耐性の獲得
2.土壌微生物による拮抗作用
3.表土管理による地上部病害の抑制
4.輪作、間混作による病害虫回避
5.害虫を殺す菌
6.病害虫抵抗性品種、系統を見つけ出す
7.物理的な病害虫回避
8.植物活性液
9.生物農薬とフェロモン剤
10.病害虫回避技術の今後の展開

Ⅵ 水田稲作の有機農法
1.稲作とは何か
2.有機稲作の考え方
3.水田の環境保全機能
4.有機稲作の実践

Ⅶ 動物と共生する有機農業
1.有機農業における耕畜連携
2.傾斜地、荒れ地の活用
3.発酵床と発酵飼料
4.食品廃棄物を飼料に活用する
5.地域内連携
6.その他の動物飼育

Ⅷ 有機農業と連動させる資源循環、省エネルギー
1.有機物資源の循環活用
2.食品廃棄物の活用
3.木質資源
4.刈草
5.水産資源
6.利用できない有機物資源
7.利用について 慎重な判断と研究が必要な有機物─家畜と体副産物

8.エネルギー自給の試み、バイオマスエネルギー
9.有機農業の営みの中でできる自然エネルギーの活用

Ⅸ 省力化技術「不耕起栽培」の可能性
1.有機農法の省力性
2.不耕起栽培技術の追求
3.不耕起有機農法の検討
4.不耕起有機栽培の技術研究はこれからだが、意義ある新分野

Ⅹ 環境保全とゾーニング
1.保全対象となる環境項目とその対策
2.地域有機農法化、環境保全活動のゾーニング

ⅩⅠ 有機農産物認定制度と有機農業の推進
1.有機農業の推進とは別次元の制度化
2.認定制度の概要
3.有機農業の推進と技術開発のあり方

著者プロフィール

涌井 義郎(ワクイ ヨシロウ)

鯉淵学園農業栄養専門学校教授 技術士
1954年新潟県生まれ。鯉淵学園卒業。
鯉淵学園に勤務して主に野菜栽培技術の指導に従事。
1995年ころから有機栽培技術の研究と指導。
NPO法人有機農業推進協会常任理事

上記内容は本書刊行時のものです。

舘野 廣幸(タテノ ヒロユキ)

1954年栃木県生まれ。山形大学農学部卒業。
自家で農業に従事。1992年ごろより有機農業をはじめる。
1999年より「みんなの有機農業」講座を開催。
現在、NPO法人民間稲作研究所理事、NPO法人日本有機農業研究会理事。

上記内容は本書刊行時のものです。
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