学校時代の「事件」に出会いなおす方法過去と記憶の“リ・メイキング”
府川 源一郎:編著
発行:太郎次郎社エディタス
この版元の本一覧
四六判 184ページ 並製
定価:1,800円+税 総額を計算する
ISBN978-4-8118-0646-4(4-8118-0646-8) C0036
在庫あり
奥付の初版発行年月:1998年08月
書店発売日:1998年08月01日
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紹介

学校時代の忘れられない出来事。そのとき、その場に立ち会った教師・友人・親の証言を得て、14人の若者が出会いなおしたそれぞれの過去の物語。
体験を書き、他者の目を獲得し、記憶を複眼でみて再編集する。「あの出来事」を異った視点からみたとき、何が起こったか。

目次

プロローグ「教育体験」を書く
     教育体験を語ってみよう
     絶対化されがちな「教育体験」
     書くことで体験の相対化へ
     自己解放としての書く行為
     他者の視点を導入する
     「教育体験を書く」という課題
     教育する側とされる側の対話へ
I    “いじめ・荒れ”の日々のなかで
    1いまは辞めてしまった「先生」へ 高橋薫
    2「あなたで、よかったわ」というひとこと 金子祐子
    3いじめて、ごめんなさい 関大輔
II   ふつうの日々の出来事のなかで
    1ぼくがいちどだけ殴られたのは 上見哲広
    2キノー・ヒ・デッキ日和 大竹園子
    3涙の卒業式、のはずだったのに
III   自分へのこだわりのなかで
    1投函しなかった一通の手紙
    2“あきらめ”る人びとをつくる教育
    3“嫌な課題”を出す府川先生へ 山田花子
IV   学校の外で、学校の内で
    1盗んでつらかったやろ 阿部大嗣
    2獅子舞の伝承のなかで 池田孝
    3授業の面白さこそが 池田征史
V   “書くこと・聞くこと”の成長のなかで
    1母親からのながい手紙 池永聖子
    2だれもしあわせにしなかった“解決” 多田麻子

著者プロフィール

府川 源一郎(フカワ ゲンイチロウ)

一九四八年、東京生まれ。横浜国立大学大学院教育学研究科修了。川崎市の公立小学校で普通学級、障害児学級を担任。横浜国立大学教育学部付属鎌倉小学校教諭を経て、現在、同大教育人間科学部教授。おもな著書に、『消えた「最後の授業」-言葉・国歌・教育-』(大修館書店、一九九二)、『「国語」教育の可能性』(教育出版、一九九五年)、『文学すること・教育すること-文学体験の成立をめざして』(東洋館出版社、一九九五)ほか。

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