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Sibelius7.5実用ガイド スタイルノート楽譜制作部(編) - スタイルノート
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Sibelius7.5実用ガイド (シベリウスナナテンゴジツヨウガイド) 楽譜作成のヒントとテクニック・音符の入力方法から応用まで (ガクフサクセイノヒントトテクニックオンプノニュウリョクホウホウカラオウヨウマデ)

コンピュータ
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A5判
352ページ
並製
定価 3,200円+税
ISBN
978-4-7998-0124-6   COPY
ISBN 13
9784799801246   COPY
ISBN 10h
4-7998-0124-4   COPY
ISBN 10
4799801244   COPY
出版者記号
7998   COPY
Cコード
C1004  
1:教養 0:単行本 04:情報科学
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2014年4月
書店発売日
登録日
2014年3月14日
最終更新日
2019年12月3日
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紹介

 二大楽譜作成ソフトとして世界中で使われているSibelius。2014年3月に発売されたその最新バージョン、Sibelius7.5の操作方法を基本から応用まで解説した。Avid社から発売されているSibelius7.5は、楽譜をマウスで自在に操ることができる高機能ソフトとして高い人気を得ている。本書は、その斬新な操作方法を基礎から説明。このバージョンで追加された新機能や、要望の多かったオーディオ関連の機能もさらに詳しく解説。楽譜を作成する際に必要な応用操作なども丁寧に説明した。その膨大な機能すべてを網羅しているわけではないが、マニュアル代わりの解説書としても十分活用できるものとなっている。

目次

■はじめに

■Tutorial・メロディ譜を作ってみよう
 新しいスコアを開く
 操作画面
 音符を入力する―マウス入力
 スコアをスクロールしよう
 表示サイズを変更してみよう
 スコアを再生しよう
 スコアを整える―余分な小節の削除
 スコアを保存する
 ファイルを閉じる

■Reference1・スコアの準備
 新規スコアの作成1―[クイックスタート]から
 新規スコアの作成2―[クイックスタート]を使わない
 既存のスコアを開く

■Reference2・音符・休符の入力
 [テンキー]について
 入力手順のいろいろ
 音符・休符入力の詳細

■Reference3・音楽記号を入力する
 アーティキュレーション記号―[テンキー]から入力する
 テキストによる音楽記号―「テキストスタイル」を使った記号の入力
 ラインによる音楽記号
 リピート記号を入力しよう
 調号、拍子記号、音部記号

■Reference4・歌詞とコード記号
 歌詞
 コード記号
 コードダイアグラム

■Reference5・スコアを編集する
 範囲の選択
 コピー
 音符・休符の編集
 小節の編集
 小節線の編集
 括弧の編集
 スコアとパート譜の編集

■Reference6・スコアをレイアウトする
 レイアウトの前に―スコアの表示サイズを調整する
 用紙サイズと譜表サイズ
 音符や記号の配置を整える
 小節割りを整える
 空の譜表を隠す
 譜表の間隔を整える
 ページ割りを調整する
 ちょっと特殊なレイアウト
 楽器名
 タイトルまわりを整える
 小節番号とページ番号
 パート譜のレイアウト

■Reference7・スコアを演奏する
 演奏する
 音色
 テンポ
 音楽記号を演奏する

■Referece8・エクスポートとインポート
 旧バージョンのスコア
 オーディオファイル
 MIDIファイル
 グラフィックファイル
 PDFファイル
 MusicXMLファイル
 ファイルの共有

前書きなど

 楽譜作成ソフトの代表格ともいえるSibelius。画面上の譜面をマウスを使って自在に操る感覚が人気のこのソフトには世界中に多くの愛用者がいます。Sibelius7.5になって、再生機能が充実するなどの進化を見せ、楽譜作成ソフトとしてさらに充実した内容となりました。
 Sibeliusの特徴に、ノートパソコンユーザーが増えたことから、1つの画面で作業に集中できるようにという意図でデザインされた画面設計があります。楽譜を作成するのに必要な機能は常に画面に表示され、そのほかの情報は必要なときにだけ現れる。そうした考え方です。
 本書は『Sibelius7.5実用ガイド』という書名のとおり、実用的なガイドブックを目指して制作されました。膨大なSibelius7.5の全機能を解説しているわけではありませんが、楽譜を作る際に必要となる機能や操作はひと通り網羅しています(それでも膨大な種類の記譜法や表現方法、そのすべてにはとても言及できないのですが)。本書を使えば、ひと通りSibelius7.5を使いこなすことはできるはずです。また、Sibelius7.5で充実した再生機能について内容を充実させました。本書に出ていない、さらに特別な操作方法は、本書の知識を持っていれば、マニュアルを参照して応用ができるでしょう。本書を柔軟に活用していただければ幸いです。

版元から一言

 画面上の楽譜を思いのままに直接操作できたら。パソコンで楽譜を作る人々の願いかもしれません。その願いに少しでも近づこうと開発されたSibeliusの特徴は、画面上の音符や五線、縦線、連桁、記号、文字などを直接クリックして編集していくことができる点にあります。また、自動できれいなレイアウトに仕上がる点もSibelius独特のものです。メニューを深くたどらなければならないような機能を簡単に選べる点もSibeliusらしさです。
 本書では、Sibelius7.5の使い方を、音符の入力方法から応用テクニックまで1つずつ説明しています。非常に機能が多いため、全機能をすべて網羅しているわけではありませんが、主要な機能はもちろん、実際に楽譜を制作する立場から、必要と思われる機能は細かい部分まで解説しています。
 他の楽譜作成ソフトを使った経験のある方にはSibeliusの操作方法に最初は違和感があるかもしれません。他のソフトでも同じですが、使い慣れていくにつれて、この操作感が自然なものとして感じられるようになるでしょう。また、他のソフトで挫折した方でも、「こういうソフトが欲しかった」という結果になるかもしれません。
 同社のプロ向け音楽制作ソフトProTools(プロツールス)から連携されるなど音楽制作現場との関連も強まっているSibelius。本書では、その音楽ソフトとの連携に関する解説も強化しました。
 マニュアルは高機能ゆえにかなりの量ですが、印刷された詳細マニュアルは付属していません(インストールのためのガイドが付属)。高機能でユニークな楽譜作成ソフトSibelius7.5を活用するための一助としてお役に立てば幸いです。

著者プロフィール

スタイルノート楽譜制作部  (スタイルノートガクフセイサクブ)  (

出版用楽譜制作に携わる。市販のピアノ教則本や歌集などの本格的楽譜から音楽楽理の専門書、音楽教育書、児童書楽譜の制作、譜例なども手がける。

上記内容は本書刊行時のものです。