超激辛爆笑鼎談・「出版」に未来はあるか?
井家上 隆幸, 永江 朗, 安原 顕
発行:編書房
この版元の本一覧
四六判 248ページ 並製
定価:1,500円+税 総額を計算する
ISBN978-4-7952-3744-5(4-7952-3744-1) C0000
在庫あり
奥付の初版発行年月:1999年06月
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紹介

<主な内容>中央公論社はいつから駄目になったのか、嶋中行雄とはどんな人物なのか、諸井薫と「婦人公論」リニューアル、原価計算無視の本作り、「マリ・クレール」の興亡、老舗出版社はなぜ苦境に立たされるのか、岩波書店と河出書房新社、三一書房のロックアウトはなぜおきたのか、マガジンハウスはどこへいく、講談社はなぜ強いのか、教養と思想のある編集者とは?、職人的編集者はなぜ消えたのか、再販制が出版界を駄目にした

目次

第一章 中央公論社、身売りの真相
第二章 三一書房はどこへ行くのか
第三章 出版社の生き残り戦略
第四章 再販制が出版界をダメにした

前書きなど

いま出版社はそうとうひどいことになっている。本が売れない。雑誌も売れない。しかもその理由は長引く不況のせいばかりではなさそうだ。(略)本が売れないのは本自身に問題があるのではないか。雑誌が売れないのは雑誌がつまらないからではないか。世間を騒がせる話題の本がないわけじゃない。ミリオンセラーも相変わらず出ている。だけどなんだかぐっとくる本がない。本好きを自認する人々を唸らせるような本が少ない。次の発売日が待ち遠しくなるような雑誌もあまりない。いま、出版社は自壊し、自滅しようとしているのではないか。そんなところに二つの事件が起きた。読売新聞社による中央公論社の買収と、三一書房のロックアウトである。(略)この二つの事件と、その背景にある歴史をじっくり眺めれば、今の日本の出版界が抱える問題が見えてくるのではないか。(略)幸い、編書房の周辺には格好の人材がいた。フリーライターの井家上隆幸さんと、スーパー・エディターの安原顕さんである。井家上さんは三一書房の黄金期を同社の編集者としてすごした経験がある。安原顕さんは中央公論社で、『海』『マリ・クレール』の編集者として活躍した。二人に二つの事件を語ってもらえれば、一般の報道だけではわからない事情も見えてくるだろう。また、お二人とも二社に限らず、出版界のさまざまな現場を見てこられた。問題点をズバリ指摘していただこう。司会・行司役を仰せつかったのは、永江朗である。(略)では、戦後出版界の地獄巡りへどうぞ。 行司・永江朗

版元から一言

1998年の師走。売れっ子評論家・フリーライターのお三方に編書房に集まっていただき2日間、のべ12時間にわたる白熱した議論を展開したもらった。時に、罵詈雑言大会となり、こんな過激な本を出しても大丈夫かと悩みに悩んで出版した。面白い!と絶賛された編書房の自信作。

関連リンク

編書房

著者プロフィール

井家上 隆幸(イケガミ タカユキ)

1934年岡山県生まれ。岡山大学卒業後、三一書房に入社。72年に独立。現在、評論家・フリーライターとして活躍中。著書に『量書狂読』『一年で600冊の本を読む法』など。

永江 朗(ナガエ アキラ)

1958年北海道生まれ。法政大学卒業。洋書の輸入販売会社「ニューアート西武」を経て独立。フリーライターとして活躍中。著書に『菊地君の本屋』『不良のための読書術』『文学だJ!』『超激辛爆笑鼎談・出版に未来はあるか?』など。

安原 顕(ヤスハラ アキラ)

1939年東京生まれ。早大仏文科中退。中央公論社の編集者を経て独立。著書に『決定版編集者の仕事』『本を読むバカ読まぬバカ』など多数。

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